今回は2節まとめて。
第8節の川崎×柏は3-2で川崎の勝ち、第9節の横浜FM×千葉は3-0で横浜FMの勝ちだった。
まずは、川崎と柏の試合の方だが、この間茂原が逮捕されたということで、妙な因縁のマッチになってしまった。茂原が最初に逮捕されたときには川崎に所属していたし、今季から柏に移籍したので、2chなんかではこれを揶揄して「パンティクラシコ」なんて言われたりしてた。
また川崎は関塚監督が体調不良で退任し、高畠コーチが監督に昇格した。J2 で長い間低迷していた川崎をここまでの強豪に引き上げたのは関塚監督の功績。チームにもかなりの動揺が走ったようだ。
というわけで、色々な問題を抱えた両者の対決となったのだが、内容も激しい試合になった。
前半は積極的なプレスをかけた柏に対して、川崎は縦に急ぐ単調な攻撃に終始し、柏にうまくサイドを使ったカウンターを度々食らう。柏の先制点もその形、左サイド深くからポポがグラウンダーで中央にパスを出し、それをアレックスが絶妙なコースにシュート。これはシュートが良かった。続けて、またカウンターからDFの小林祐三が見事なミドルシュート。これが決まり、0-2。このまま前半終了で、なんとアウェーの柏が2点リードする展開になった。
川崎の調子が悪いし、柏のプレスも効いてるし、このまま柏が逃げ切るかと思ったが、後半になるとまた柏の足が止まり、雨が降り出すと、川崎が反撃に出る。前半から積極的にミドルシュートを打っていた川崎だが、雨でピッチの状況が変わったことにより、さらに効果的になった。まずは、自ら得たPKをジュニーニョがPKを決めると、森が雨のピッチを利用したグラウンダーのミドルシュートを決め、そして、終了間際、するすると上がったDFの井川が強烈なロングシュートを放ち、これを南が前に弾いてしまい、最後谷口が決め、劇的な逆転を果した。
柏はどの失点もGKの南がもうちょっと頑張れば防げたような気がしないでもない。谷口のトップ下はあまり機能しているとは言い難いが、一昨年二桁得点の得点感覚は流石。五輪代表はどうだろうなあ。ボランチは激戦区になったから危ういかな。
次に横浜と千葉の試合だけど、ちゃんと全部見てないので概要だけ。というか、千葉は全く勝てる感じがしない。守備はともかく攻撃の形が全く作れない。まさにノーチャンス。全チームで唯一勝ちなしというのも納得だ。1ゴール1アシストで調子の上がってきた巻が代表候補合宿で怪我というのも泣きっ面に蜂。僕も千葉県在住ということでちょっとは応援してるんだけど、かなりやばいね。そこまでタレントがいないわけじゃないと思うんだけどなあ。クゼ監督を諦めるのもそろそろ考えた方がいいんじゃないかなあ。
それで、9節全体の話だけど、最近の事件と言えば、これ。
西村主審、選手に対して「死ね!」/サッカー瞬刊誌 サポティスタ
また、審判問題。審議はともかく。選手と審判の信頼関係が崩壊しているのは確か。協会には何か対策を期待したい。
他には名古屋が2連敗でついに首位から陥落。浦和が得失点差で首位になった。鹿島とガンバのACL組はそれぞれ、2引き分け、2連敗と後塵を拝している。やはりACLの疲れがあるのだろう。浦和がここに来て好調なのは、東アジア選手権をサボったからという気がしないでもない。とりあえず浦和が首位はなんか気に食わないので、他のチーム頑張れ。
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