結果は、1-0でFC東京の勝ちだった。
また、FC東京ですよ。5節のうち3試合見てるよ。しかも、どれも同じような試合なんだよね。前半は運動量が多くてパスを回せるんだけど、後半バテちゃう。ポゼッションのわりに、チャンスの数は少ない。最後は守備追われる。このパターンで、この試合もまさにそんな感じなのだが、問題は相手の札幌の方だ。
クライトンくらいしか攻撃で起点になれる選手がいない。中盤を厚くしたFC東京の守備に手も足も出ないという感じだ。ダヴィという攻撃の中心選手がいないというのもあるだろうが、こりゃ思った以上にやばいチームだね。守備は組織でもなんとかなるけど、やっぱり攻撃はある程度タレントがいないとね。札幌は今16位だけど、後ろの千葉も新潟もいつまでも下位に低迷するとは思えないし、下位候補だったヴェルディはフッキが加入して上り調子。なかなか厳しい状況だ。
試合の方は、前半カボレが上げたゴールをFC東京が守り切った形なのだが、このカボレと18歳の大竹が攻撃で効いていた。二人ともキープ力もあるし、一人で強引に突破する力がある。五輪代表落選寸前の平山も出番がなくてやきもきしているだろう。やはり札幌とはチーム力の違いを感じる。それをそのまま発揮できないのもFC東京の問題なのだが。
さて、5節全体では、鹿島は敵なしの5連勝。浦和とガンバが3連勝で追い縋ってきた。意外なのが2位の名古屋。ピクシーが新人監督とは思えない手腕でチームを導いているが、思えば去年の序盤も名古屋が強かった気がする。しかし、最終的には中の下くらいに落ち着いてしまった。まだまだ油断大敵の状況だろう。
まあ、しかし鹿島が強すぎるね。次節、その次で鹿島と浦和・ガンバの直接対決があるけど、これで浦和とガンバが勝てないようだと、ちょっと止められる相手が見当たらない。早くもJリーグ前半戦の山場に来たようだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿