2007-11-08

ACL 決勝 第1戦 セパハン×浦和

結果は、1-1で引き分け。浦和の得点者はポンテ。

セパハンと浦和の試合が9時半からということで、NHK BSでやってた天皇杯ガンバ×山形を余興で見たのだが、すげえかったるい試合だった。ガンバはこの前のナビスコ決勝と全然違う出来だったし、山形は良い時間は良いけど、悪い時間は完全にぼーってしてるね。あんなむらっ気のあるサッカーじゃ長期戦のJ2を戦うのは厳しいだろうな。

ガンバはやっぱりスタメンとサブの差が大きいのがわかった。特にこの試合では明神がいないのが大きかった。遠藤1ボランチというのはいくらなんでも西野監督は山形をなめすぎだろう。結局延長もやらされて戦力の温存にも失敗したわけだが。この調子だと、次の千葉戦も厳しいのではないだろうか。

で、本命のACLだが、前にも書いたけど、BS朝日見れなくなっちゃったんだよね。というわけで、今回はネット動画配信やネットラジオで情報を補完しつつ、録画のNHK BSで後から内容を確認するという感じだった。

そう言えば、放送権を持っているテレビ朝日が埼玉スタジアムで行なわれる決勝第2戦を地上波で放送するかどうかで揉めていたが、結局地上波でやることが決定したようだ。これは浦和サポーターをはじめとするJリーグファンの声がテレビ朝日に届いたということだろう。とりあえず、テレビ朝日の英断に敬意を表したいと思う。

試合は、立ち上がりセパハンにかなり攻めこまれるものの、20分過ぎあたりから浦和も平川の左サイドを中心に攻撃を組み立て、永井のおしいヘディング、ポストに当てたシュートなど、決定的なチャンスをいくつか作る。そして、前半終了間際、ポンテが先制点を挙げる。ゴールに向かって45度くらい、距離30mのミドルシュートだったが、コースが絶妙で無回転シュートだったので、GKもうまく処理できなかったようだ。

ポンテは凄いなあ。このブログでは浦和の戦術について文句ばっかり言っているが、個々の選手の能力については、凄いとしか言いようがない。特に今期のポンテの安定したパフォーマンスは褒めるしかないだろう。性格もプレーも真面目だしね。今期のJリーグMVP最右翼候補だろうね。

しかし、後半立ち上がり、セパハンのフォーメーションチェンジに対応しきれず、浦和が混乱しているうちに、1点を返されて、同点にされてしまう。うーん、これは阿部がしっかりマークしろと言いたい。この試合では山田の代わりで右サイドをやらされていたが、ポテンシャルをフルに発揮しているという感じではなかった。阿部もオジェックにかなり気に入られているようだが、安定したポジションで出場した方がいいだろうな。

この後は見ているのがつらくなるほど、セパハンの攻勢が続く。結局1-1のドローになるのだが、これは試合を見る限りでは、浦和がよく守ったというのもあるが、セパハンの決定力不足にも助けられた。つくづく浦和というチームは理屈でサッカーを語ることを拒否するチームだよなあ。やっぱりあれだけのサポーターを抱えているだけあって、気力、集中力というのが、他のチームとは違うのだろうなあ。浦和が凄いというよりは、他にチームも気合入れろや!という感じなんだけどね。

とにかく、アウェーで1-1の引き分けというのは大きい。アウェーゴールの関係で、浦和はホームで失点しなければ勝ちなのだ。アウェー、厳しい日程、高地、ピッチの悪条件を考えれば、上出来の結果だ。というわけで、ホーム第2戦は否が応にも盛り上がる。皆、テレビ朝日を応援するためにも、是非地上波で見よう!

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