結果は、FC東京×神戸は1-1で引き分け、川崎×東京Vも1-1で引き分けだった。
いよいよJリーグが開幕したわけだが、波乱の幕開けとなったようで、昨季トップ5のうち、順当に勝ったのは鹿島だけ。浦和は横浜FMに負け、ガンバは千葉に引き分け、清水は大分に負け、そして、川崎も昇格したばかりのヴェルディに引き分けと予想屋泣かせの結果になった。
土曜日は14:00開始の三試合、TBSで浦和×横浜FM、BS1で名古屋×京都、MXでFC東京×神戸と、三つの試合が見れたんだけど、浦和の試合はどうせグダグダなのが目に見えてるし、名古屋×京都もスタメン的にあまり見る気がしなかったので、今季のダークホースになりそうなFC東京と神戸の対決をメインに見ることにした。例によって、テレビが2台あるので、サブで浦和×横浜FMもちらちら見た。
それで、試合内容の方だが、FC東京は万全のスタメン、神戸は大久保が怪我でベンチ外、ボッティがサブでスタートとやや不安な布陣。そして、FC東京がホームということで、前半はFC東京のペースになった。FC東京のフォーメーションは平山を1トップに置いた4-5-1なのだが、この中盤でパスが回る回る。今季から加入の羽生が随所に顔を出し、エメルソンがワンタッチでさばき、石川も再三ゴール前に顔を出す。しかし、得点は前半終了間際のセットプレーだけ。ポゼッションのわりにシュートチャンスもそんなに多くはなく、神戸にうまく守られてしまった感がある。
そして、後半になると、神戸はボッティと須藤を投入。これで流れが変わった。神戸は中盤での主導権を取り返し、カウンターでFC東京を攻め立てる。ここで、FC東京の悪い癖が出て、最終ラインがずるずると後退。ますます、スペースが開いて神戸ペースに。そして、右サイドのFKから得点を決められて同点にされてしまう。この悪い循環をいかに断ち切るかが、今年のFC東京の課題だろう。
結果はこのまま引き分けたわけだが、FC東京の途中から出てきたKリーグ得点王のカボレがなかなか面白い選手だった。フィジカルも強そうだし、神戸のDFの真ん中をぶち抜くくらいテクニックとスピードがある。去年のワンチョペと違い、今度は当たりの外国人のようだ。
神戸は前半FC東京のMoving Footballに翻弄されてしまったが、後半しっかりと主導権を取り返したのは良かった。大久保とボッティがちゃんとスタメンで出れるようになれば、もっと良くなるだろう。
次は、川崎×東京V。今季の川崎と言えば、ジュニーニョ、フッキ、チョンの3トップ。ハマれば強そう。でも、本当にうまくいくのか、期待半分、不安半分の状態だったわけだが、この試合では不安の方が当たってしまった。全然連携がない。みんなボールを持ったら、一人で持ち込んでシュートを打つだけ。それでも脅威なのが、この3トップではあるのだが、結局この試合の川崎の得点はセットプレーからの森の得点のみ。次の試合に向けてかなりの修正が必要だろう。
対するヴェルディは、予想していなかったが、かなり良いサッカーをしていた。中盤でしっかりパスを繋ぎ、ディエゴや広山が決定的なシュートを何本も打ったが、オフサイドや川島の神懸かり的な守備に阻まれて得点にはいたらなかったが、4強の一角川崎相手に堂々としたサッカーをしていたと言ってよい。この間、降格候補に入れてしまって、ちょっと後悔している。
しかし、川崎はかなり酷かったね。特にリードしてからのベタ引きっぷりは見てられなかった。完全にフォーメーションは7-0-3。川崎は守り切るチームじゃないでしょう。この辺のセコさが肝心なところでの勝負弱さに繋がっているんじゃないだろうか。川崎には相手を粉砕するようなサッカーをやってほしいものだ。
それで途中出場の平本が試合終了間際にPKを貰い、ヴェルディはなんとか引き分けに持ち込んだのだが、他にも17歳の河野がドリブルで中村憲剛をぶち抜くなど面白いプレーを見せていた。ヴェルディのユースは森本みたいな面白い選手が時折出るね。この試合で、名門ヴェルディを柱谷監督が立て直せるか、ちょっと目が離せないチームになったね。
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