元旦ということで初詣に行ってきた。千葉に越してきたから初めて。
近場で有名な寺社と言えば、日蓮宗大本山の一つ、中山法華経寺。僕のアパートから歩いて30分くらいのところにある。市川市と船橋市との市境を決める際に船橋市は中山競馬場を、市川市は歴史的な建造物である中山法華経寺を選んだという嘘か本当かわからない話があるが、そう聞くと、市川市が競馬場を選んでいれば、住民税ももっと安くなったんだろうなあ、と即物的なことを考えてしまう。
初詣の道すがら考える。初詣というのは神社に行くんじゃなかったっけ? 初詣と言えば、明治神宮が有名だもんなあ。まあ、間違っていても、何かやっているかということで行ってみると、やっぱり初詣は寺でも全然OKみたいで、参道には屋台が並んで人が溢れ返っていた。そこでまた気になることが。すれ違う人々で破魔矢を持ってる人がちらほらいる。あれ?破魔矢は神社じゃなかったっけ? あとで調べたところによると、神社でも寺でも破魔矢は売っているらしい。なんなんだよ、破魔矢って。
それで、なんとか境内に辿り着き、20分ほど並んだのち、ようやく参拝する。ポケットから5円玉を出して投げ入れ、手を合わせて、世界平和と自らの健康を祈る。周りを見ると、堂々と拍手を打つ人もいるが、なんかもう何が神社で何が寺なのかよくわからなくなっているので、アリなのかなと動揺してしまう。
参拝を終えて、中山法華経寺の中をぐるぐると散歩してみる。敷地はかなり広く、色々な寺が結合している構造らしい。中には本物の神社もあり、おみくじが木に大量に結びつけられている。やっぱり何がなんだからわからない。
帰り道、来た道と違うルートを通ったら、道に迷ってしまう。市川市は結構入り組んだ道が多いのだ。結局1時間くらいかかって、家に辿り着いたときにはへとへとになってしまった。
慣れないことはやるものじゃないのか、あまり物事を深く考えないほうがいいのか。予想以上に疲れた初詣だった。
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