結果は、4-1で日本の勝ちだった。日本の得点者は、大久保×2、前田、加地。
スコアの通り日本の快勝だったのではないだろうか。エジプトはアフリカチャンピオンとは言え、メンバー落ちが多く、また、カメルーンのような異様な身体能力のチームではなくテクニカルなチームなので、日本としては与し易い相手だった。
日本は運動量が多く、中盤とDFの連動した守備がきちんとできていた。また、前田を中心に前線のポストプレーがうまく機能していて、早く前線にボールを当てるところから攻撃の形が作れていた。
大久保は21試合目の代表初ゴールおめでとう。思い返せば、ジーコ時代は大変だったなあ。あのころは運もなかった。まだまだ若いからこれから頑張れ。前田も代表初ゴール。まあ、チャンスが多かったので、一つくらい決めてもらわないと困るというのはあった。
日本の失点シーンは、ゴール前での山岸のハンド得たFKを壁の一人が体に当ててゴールという形。毎度のことながら、山岸はヘタクソだな! 今日は前田との見事なワンツーがあったけど。しかし、セットプレーの失点はなんとかならないのかな。毎回壁の間を通されているような気がするのだが。
まあ、とにかくオシムジャパンは色々あった2007年を一応有終の美で飾ったということになる。結局オシム監督は年初で見せたフォーメーションを大きくいじることなく最後までやり通した。これをバックアップメンバーが出てこないと見るべきか、中心メンバーの連携が深まったと見るべきか悩ましいところだ。特にDFラインはオシムは意地でも変える気がないようだ。オーストリア遠征でも中田を呼ばなかったのは、中田が駄目というよりは、DFに不確定要素が多い海外組を入れたくなかったのだろう。このあたりにオシム監督のチーム作りのこだわりが見える。一度に2人くらい怪我人が出て困った顔をするオシムというのも見てみたいが、まあ、そうならないように祈っておこう。
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