2008-07-01

Jリーグ 第14節 横浜FM×磐田

結果は、0-1で磐田の勝ちだった。

連日EUROも見ているわけだけど、その合間に見るJリーグは牧歌的だねえ。まあ、これもサッカーなので悪くはないけど、日本もいつか追い付く日が来るのだろうか。

横浜も磐田も怪我人が多くベストメンバーとは言えないが、より酷いのが磐田。前田はまた離脱中だし、この試合中に成岡と西も怪我で交代。これからも厳しい台所事情となりそうだ。

横浜は4バックでボランチにロペスと復帰した河合、二列目に山瀬という布陣。磐田は上田と成岡のボランチで3-5-2。戦術的にはどっちもサイドで起点を作れるかが重要と言うところだろうか。

序盤は横浜のペース。ボランチに入ったロペスの出来がよく、キープ力もありパスを散らすこともできる。持って上がることもできるし、もっと守備力を鍛えれば、十分Jでもトップクラスのボランチになれる。

サイドの攻防はほぼ互角なのだが、横浜には山瀬とロペスの中央突破もあるので、チャンスは横浜の方が多い。しかし、川口の好セーブもあり前半は0-0。結果的には、横浜はこれが痛かったかもしれない。

後半に入ると、横浜は足が止まって、磐田がそのスペースを突くようになり、ジウシーニョが強烈なミドルシュートで先制点を挙げる。これはシュートも見事だったけど、誰もマークしてないし、シュートコースはぽっかり開いてるし、横浜の守備良くないね。以降は横浜猛攻、耐える磐田という展開だが、横浜の攻めが遅いし単調なんだよなあ。EUROを見てるせいかな。

それで磐田の勝利となったわけだが、これで磐田は13位、横浜は11位となった。横浜落ちてきたなあ。リーグ戦でここ5試合勝ち星がないらしい。そんなに内容は悪くないんだけど、堅守が売りの横浜のわりには、後半の守備はいただけなかった。とりあえずは慣れている3バックの方がいいのかな。

第14節全体では、上位の浦和が柏に1-0で負け、名古屋は鹿島になんと0-4の大敗。やはり万全なら鹿島が最強なのだろうか。それでガンバも札幌に勝ったので、勝ち点1差に浦和、名古屋、鹿島、ガンバがいるという史上稀に見る混戦状態に。どのチームも不安材料があるだけに、優勝はどう転ぶか全く健闘がつかない。まあ、Jリーグらしいと言えばJリーグらしい。

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