2008-07-19

Jリーグ 第16節 鹿島×FC東京 第17節

結果は、4-1で鹿島の勝ちだった。

16節と17節をまとめてのつもりだったけど、17節は録画失敗したので、16節の鹿島とFC東京の試合だけ。

この試合は何と言っても霧がひどかった。カメラの向こう側のサイドだと選手が誰が誰だかわからない。選手も見づらいと思うのだが、雷でなければやるのがサッカーというスポーツなんだよね。

前半は、ポゼッションでは互角。しかし、チャンスは鹿島の方が多かった。FC東京はボールの回し方はよいが、ボールの失い方が悪い。鹿島はしたたかにカウンターを狙ってるし、パスも正確だ。特に小笠原はさりげないパスが非常に正確。梶山も見習ってほしいものだ。それと鹿島はサイドチェンジをうまく使って、ピッチをワイドに使っている。前半は鹿島優勢のまま0-0で終わる。

後半になると霧が一層濃くなる。ピッチ上の距離感がなくなって気持ち悪い。ピッチの隅の方はもう何がなんだかわからない。

そんな中、FC東京が先制。ペナルティエリアで平山がシュート。GKが弾いたところを再び平山がキープし、カボレにラストパス。これを決めた。平山はよくがんばった。これを受けて鹿島はすぐに興梠とダニーロを投入。その直後、ダニーロからのボールをペナルティエリアど真ん中で興梠がキープし、最後はマルキーニョスが決めて追い付いた。オリベイラ監督の交代は当たるんだよね。データでも鹿島の選手交代後の得点率はかなり高い。

その後は、両者中盤すっとばしの攻め合い。しかし、FC東京はこれに付き合うべきではなかった。ゴール前での精度がまるで違うので、チャンスが同数だと、ガンガン決められてしまう。結局、小笠原の展開からマルキーニョスがグラウンダーのパス。本山がスライディングで決めて逆転。さらに、またもや右サイドのマルキーニョスから興梠にグラウンダーのパス。興梠はボールを受けてから反転してシュート。これで3点目。試合終了間際には、コーナーキックからダニーロが決めて、4点目。FC東京はもう戦意喪失で守備が甘かった。

FC東京は全体的に力負けだったな。鹿島は疲労がなければ、やっぱり強い。でも、次の17節で下位の京都に負けてしまう。スタメン固定の影響もある。日程が厳しいわりに、選手層が薄いんだよね。中田が復帰したので、それでなんとかなればいいのだが。

上位陣はこの2戦連勝したチームがないんだよね。本当に今年は混戦。堅守の柏がひょっこり優勝してもおかしくない。

下位では千葉がやばいのはともかく、清水と横浜が残留争いに参戦しているのが、開幕前では予想できなかった。まあ、この2チームは落ちるわけないから、その下の札幌と千葉は焦ってるかも。

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