2008-03-29

W杯アジア三次予選 バーレーン×日本&親善試合U-23日本×アンゴラ

結果は、A代表の方は1-0で日本の負け。この敗戦で日本はグループ首位から2位に順位を落とした。U-23の方は1-1で引き分け。日本の得点者は豊田。

まず、A代表の方だが、かなり酷い試合だった。選手が全然動かないし、ボールも大きくクリアするだけで、繋ぐ意思が全然ない。ボールを持てたときも速攻一辺倒で単調な攻撃に終始した。確かにアウェーで、気温が30度を越えるような環境だったらしいが、1週間前から合宿をしているのだから、あまり言い訳にはならないだろう。これほど悪い代表の試合というのも久しく記憶にない。

原因をあまり選手やシステムのせいにはしたくない。ピッチ上には十分に技術や能力の高い選手が揃っていたはずである。今回先発を外れて途中出場でリズムを変えた遠藤の存在が重要だという声が多いが、それでは個人頼みということになってしまう。ガンバじゃないんだから、代表がそれでは困るのだ。

岡田監督は敗因について自分のやり方ではなく前任者のやり方を踏襲したことを挙げているようだが、これも酷い話だ。予選に絶対勝とうとする意志、もしくは、自分の理想のサッカーを追い求めようとする意志を感じない。誰もオシムジャパンの劣化版など見たくはないのだ。これで尻に火がついて、ガムシャラに自分の道を進むことを期待したい。

対照的に、評価の上がっているのが、翌日に行なわれたU-23代表の方。確かに、守備ではハードワークをこなし、攻撃では新戦力がアピールを見せたが、結局、前日昼に来日したアンゴラ相手に引き分けという事実も見逃してはいけないだろう。1失点してしまったのも問題だ。

とは言え、前日の岡田ジャパンの試合に比べて、U-23代表の方が明るい材料が多かったのも確か。これは、最終予選から続く反町監督の一貫した選手起用のおかげだろう。チームを引っ張ってきた平山や家長をパフォーマンスの悪さを理由に外したが、これにより一時的にチームは弱くなったが、そのかわり選手に緊張感が生まれ、監督への信頼が増したというのが原因だろう。選手のハードワークというのはチームと監督への信頼がなければできない。

あとは、一度解体したチームをどう組み立てるかだが、この点についてはまだかなり不安だ。海外に行ってしまった水野、本田をどうするか。A代表に取られている水本、内田、安田をどうするのか。軸の決まらないFWをどうするか。さらにはOAをどうするのか。課題は山積している。それを反町監督がどうまとめるのか、正直言って期待薄だ。しかし、選手たちは反町監督のやり方に納得しているようだし、外野がとやかく言ってもしょうがないかもしれない。

反対に岡田監督の方は選手からもあまり信頼されていないようだ。やっぱり前任者と比べてしまうのだろう。そういう意味でも悪い流れを断ち切るために思い切った選手の入れ替えも必要かもしれない。ここはJリーグを盛り上げるためにも、現在圧倒的な強さを見せている鹿島からの大量招集を期待したい。というのは半分冗談で、小笠原、本山、青木あたりを入れたりすると、代表はかなり活性化されるんじゃないかな。

まあ、しかし、三次予選でこれほど苦労するとは思わなかったな……。

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