2007-06-24

Jリーグ 第17節 神戸×広島

結果は3-2で神戸の勝ちだった。

前半は広島ペース。神戸はホームゲームなのに足が重く、広島は自由にパスを回した。特に柏木と駒野の動きは良かった。右サイドの駒野は凄いな。Jでは敵なしなんじゃないだろうか。縦に行ってはクロスを上げられるし、中に切れこんでシュートも打てる。日本代表の右サイドは加地や内田もいるので磐石と言えるだろう。柏木は、直接点に絡む動きができるようになってきた。将来日本を背負って立つ選手になるね。先制点はその柏木。きれいにパスが回ったボールをきれいに左足で決めた。このまま前半は広島優位で終了。

ところが、後半に入ると、神戸のプレスが効きはじめ、一転神戸ペースに。しかし、広島も時折鋭いカウンターで決定的なチャンスを作る。一進一退の攻防が続いて、ボッティの直接FK、駒野のクロスからウェズレイのヘッド、オフサイドぎりぎりで抜け出した朴と次々とゴールが決まり、同点となったロスタイム。この日三浦アツからキャプテンを譲り受けた大久保がPKゲット。自ら決めて、これが決勝点になった。いつもながらBS劇場は本当に凄いな! 大久保は広島から徹底的なマークを受けてほとんど消えていたが、最後の最後に仕事をした。得点ランキングでも日本人で唯一トップ5に入っている。

17節全体では、上位は、ガンバがFC東京に順当に快勝。浦和は清水に辛勝して食らいつく。鹿島も名古屋をなんとか下し3位に留まる。ガンバと浦和の2強は開幕前の予想通りだが、ここに来て鹿島が急激に追い上げてきている。川崎はこの日も磐田に負けて7位に後退。元気ないねー。

下位は、甲府、大宮、千葉、大分、横浜FCの5弱がはっきりしてきたかなという気がする。正確には4弱+1大弱だが。横浜FC以外は、そこそこ強いところがあるチームなので、降格チームは全然読めないね。チーム状況最悪の千葉不利には見えるが。どのチームが降格してもちょっとほろ苦いことになりそうだね。

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