前エントリーの続き。
前回、水棲の民の氷の精霊使いでスタートしたおれは、順調に『諸宗派の寺院』に到着。魔法の失敗率半分のボーナスを目当てに『ヴェフメット』を信仰することにした。魔法の連続失敗による汚染から『奇形』の変異になってしまうへまをやらかしたりするも、『小変異の魔法書』『氷結の魔法書』『悪食の護符』と有効なアイテムをツモり、『獣の棲み処』という特殊ダンジョンを攻略した。ここまでが前回。
次にやるべきことは、『蛇穴』と『沼』の2つ特殊ダンジョンを攻略し、『蛇行のルーン』と『腐敗のルーン』をゲットすること。このゲーム最終目的のゾットのオーブがあるゾットの領域に行くためには、3つのルーンを集める必要がある。ルーンは全部で15種類あって、このうちどれでも3つ集めればよいのだが、この蛇行のルーンと腐敗のルーンの2つは、他に比べて非常に取りやすい。
それで蛇穴と沼のどちらを先に攻略するかだが、まあ、どっちでもいいのだが、蛇穴の方がやや簡単だろう。沼はフロアが開けているので、大量発生するヒドラにうっかり纏わりつかれるとそのまま死にかねない。それに比べると、蛇穴にも『灰色蛇』や『ナーガの猛者』といった嫌な敵がいるのだが、ダンジョンの構造が攻略しやすい形をしているので、頓死しにくい。
というわけで、まず蛇穴に向かった。前回習得した変異術『氷の躯』を駆使して、ナーガを殲滅していく。氷の躯は火の属性が弱点になるので注意しなければならないが、蛇穴に火の属性の攻撃をしてくるモンスターはいない。全く苦労なく制圧してしまう。蛇行のルーン、ゲット!
次は、沼。沼は普通の種族で攻略しようとすると少し面倒臭い。フロアに水溜りがあるので、浮遊するか、減速覚悟で(浅い)水溜りを渡らなければいけない。減速状態でヒドラに襲われるとちょっと泣きそうになる。しかも、深い水溜りに入ると死んでしまう。こんなところだけNetHackっぽい。深い水溜りの上で浮遊の効果が切れたり、混乱して落ちるなどの死に方は結構メジャーな死に方だ。
ところが、水棲の民は「水棲」と言うだけあって水中を泳げるのだ! 減速するどころか、逆に加速する。だから、沼は全然怖くない……とも断言できないが、まあ、他の種族に比べれば、かなり有利だ。が、細かいペナルティがなくもない。一つは重鎧とブーツが装備できない。これは大丈夫。どっちも装備してない。もう一つは、水中では変異術が使えない。これはちょっと影響がある。今までの主力が氷の躯だったからこれは沼では使えない。
じゃあ、どうするか。ここで前に覚えた『凍結の矢』の出番だ。こいつは氷属性の魔法なのでアンデッドには効かないものの、効く敵にはかなり強い。ヒドラも2、3発で死ぬ。沼にはアンデッドがいないことはないが、弱いやつばかり。というわけで、凍結の矢を中心に階段でヒドラや沼ドラゴンを一匹ずつ倒していく。誘き出すのに失敗して2匹のヒドラに追われたりして焦ったりしたが、無事殲滅完了。腐敗のルーン、ゲット!
前回の時点で、まあ、ここまでは行けるだろうと思っていたので、ほっと一安心。が、ここで慢心したね。二つのダンジョンを攻略して、未鑑定のアイテムが大量に溜っていたんだけど、これを鑑定していくときに、つい物資をケチってしまった。ほとんどの薬は飲めば鑑定できるんだけど、つい、全部がぶ飲みしてしまった。そのうち一つが突然変異の薬。わかっていたんだけどね、出るかもなーって。けど、薬も大量にあったし、突然変異治療の薬も出るかなって思ったんだけど、こういうときはもちろん出ないよね。
そして付いた変異が『器用さ低下』『転位誘発』『黒い鱗』の3つ。このうち最悪なのが転位誘発。これは全ての突然変異の中でも最悪と言われていて、時折勝手にテレポートしてしまうという変異。普通のダンジョン攻略ならそれほど致命的ではないかもしれないけど、特定のフロアではモンスターが詰まっている部屋なんかもあったりして、そのど真ん中にテレポートしたら、もう即死も免れないという最悪の変異なのだ。そういうフロアを攻略する前になんとしても突然変異治療の薬を発見しなければならない。麻雀と一緒だね、駄目な手を打つと、流れが悪くなるっていう。
じゃあ、賢い人はどうするか、というと、突然変異の薬は8階から出始めることに注目する。だから、7階までの薬は安全なので飲んで鑑定し、8階以降出た薬は、ちゃんと鑑定の巻物を使って鑑定するという手順を踏むのだ。まあ、ポジティブに考えれば、Crawlは事故で突然変異が付くことは多いので、悪性の突然変異が付くのも、まあ、そんなに珍しいことではない。だから、気を取り直していこう。
で、次はどうするかと言うと、今までと比べて大分難易度は上がるけど、『宝物庫』にある『銀のルーン』を狙うことにする。ただ、転位誘発も含めて、とても今の能力では宝物庫を攻略することはできない。宝物庫の最下層には、ドラゴンもリッチもタイタンも出放題。そのままクリアできるくらいキャラを成長させないと到底殲滅なんてできない。ちなみに他のルーンはもっと入手が難しい。蛇行と腐敗のルーンの取得が簡単すぎるのだ。
というわけで、いきなり宝物庫に行くのは避けて、とりあえず『蜂の巣』という特殊ダンジョンを攻略する。このダンジョンは雑魚の殺人蜂、殺人蜂の幼虫しか出ない(一部、女王蜂と黄色蜂が出るところはあるが)ので簡単に攻略できる。しかも、その二つしかモンスターがいないので、床にアイテムを置いても敵に使われることがないので、いわゆる「キャンプ」を作ることができる。蜂の巣の1階はCrawlの後半の拠点に選ばれることが多い。NetHackに比べるとキャンプを作るのも簡単である。
で、蜂の巣は氷の躯を使って楽に攻略。残念ながらあまり良いアイテムはなかった。ついでに『罠解除』のスキルを上げ始める。これは罠を解除したいわけではない。罠解除のスキルをLV4以上上げておくと、罠に飛びこむときに自動的に罠を発見してくれることがあるのだ。あまり頼りにはでいないけど、『罠の探知』が入っている『探索の魔法書』が出ないから仕方がない。このあたりになるとシフを選べばよかったかなあ、と思いはじめる。Crawlの罠には凶悪な『ゾットの罠』というものがあって、これを踏むと致命的な結果になりかねない。準備をしとくに越したことはない。
この時点でのダンプ。ここまでは、まあ、そんなに難しくはない。本番はここからだ。
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