今のメインマシン(つまり、一番キーボードを叩いているマシン)は、ちょっと前に買ったThinkPad T43でOSはDebian/GNU Linux unstable(sid)なんだけど、こいつにはある重大な問題があった。HDDのDMAが効かないのだ。
DMAが効かないとどんなことが起きるのか。まず、HDDの速度が遅い。めちゃくちゃ遅くなる。それにHDDの書き込みにCPUを介するようになるので、HDDに書き込みが大量に発生するときなどは、処理がめちゃくちゃ重くなる
まあ、ドライバの問題なのだろうな、ということで、通常はカーネルのバージョンを上げるのが手っ取り早い解決策なのだが、それもまた問題があった。
- T43で2.6のカーネルが起動途中に失敗する。
- 愛用しているppxpが2.6カーネルに対応してない。
この時点で、無精なおれは、もういいかなと思って放置してた。CDのリッピングとかは他のマシンでやるし。だが、これもブログ効果なのか、こんな問題を放置して、コンピュータの話をブログ書くというのもどうかと思い、頑張って2.6を導入することにした。
まず、起動が失敗する問題は、ちょっと検索して見つけたこのサイトを見てあっさり解決した。
しかも Grub の menu.lst で指定されている root ドライブの指定も/dev/hda なので、ここも /dev/sda に変更しておく必要がある。ちょっと面倒臭い。ΩΩΩ Ω<ナンダッテ-!!!!シリアルATAはsdaになるのか……。調べてみると結構有名な話らしい。放置してたのが恥かしい。というわけであっさり起動。DMA転送も有効なのを確認。
ppxpはProjects/PPxP for Linux kernel-2.6.xなんていうのを見つけて、試したんだけど駄目だった。腹をくくってpppdに移行するか。pppconfigで前に試したんだけど駄目だったんだよなあ。と、駄目元でもう一度pppconfigを試したら、なんとあっさり成功。なんだかなー。
というわけで、カーネルの2.6系移行は(PCカードのIRQが衝突して焦ったりはしたけど)、意外にすんなりといったのでした。もっと早くやればよかったね。
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