2006-12-30

天皇杯準決勝 G大阪×札幌 浦和×鹿島

29日13時からG大阪×札幌をNHKで観戦。G大阪は出場停止の播戸以外はほぼベストメンバー。札幌は、ごめん、ベストメンバーかどうか分からない。ただ、去年川崎にいて今年チーム得点王のフッキがいない。ちなみに札幌はJ2ながらJ1のチームを3つも下しての準決勝で注目度が高い。

試合はG大阪がボールをキープする展開も、札幌の鋭いカウンターが度々炸裂して(G大阪の守備に問題があるのかもしれないが)どちらも譲らない感じ。そんな中、ゴール前で(Jリーグ1万ゴールの)前田から加地にパスが渡って、それを加地がシュート → 弾かれる → もう一度押し込んで、G大阪が先制点を挙げる。このまま得点は動かず前半終了。

で、問題の後半ですよ。G大阪がコーナーキックから追加点を挙げる。が、これが疑惑の得点。一見オフサイドで、解説の山本"人間力"昌邦氏も、うーん、と長い間唸ってから「ガンバ、儲かりましたね」とコメント。ビデオで見ても微妙だ。個人的にはオフサイドだと思うなあ。2chでも議論が紛糾している。ガンバが買収なんて、煽りもあるが、まあ、これはいつものJリーグ審判クオリティで、買収なんて器用な話ではないでしょう。

この直後、札幌は一点を返すが、試合はそのまま終了。G大阪が決勝進出になった。

しかし、札幌は強かった。この強さでJ2の6位なんだから奇妙な話だ。J1に比べて長丁場のJ2は、J1とは戦い方が違う、なんて言われたりするが、札幌はJ1 で戦った方が活躍するのではないか、と思ってしまう。甲府も今年頑張ったし。

続いて15時から浦和×鹿島を観戦。浦和は7人落ちの2軍と言われているメンバー。ワシントン、闘莉王、三都主が謎の欠場。長谷部が出場停止。堀之内は怪我。坪井も急遽怪我。山岸はよくわからん。まあ、とにかくリーグ戦と比べると確かに7人居ない。しかし代わりに出るのが、小野、永井、相馬、都築、ネネ、内舘、細貝なんだから、まあ、凄いとしかいいようがない。鹿島はベストメンバーでいいのかな? QBKこと柳沢がスタメンでちょっと驚く。

試合は、ポゼッションもシュート数も互角だが、どうも鹿島が分が悪く見える。最後の最後でシュートが全く入る気がしない。鹿島の決定力不足は相当深刻なようだ。対する浦和もゴール前でしくじる場面が多いものの、小野の絶妙なシュートで得点。後半、鹿島もQBKを下げると、呪いが解けたように野沢のFK から岩政が得点。しかし、その後、また小野の絶妙なヒールパスからポンテが得点。そのまま試合終了。結局、互角の戦いも小野という個人の力が勝敗を分けた。

これで元旦の対決はG大阪×浦和になった。2006年はこの2チームの年って感じだね。2月のゼロックスカップで当たり、J1開幕戦もG大阪×浦和。優勝が決定するJ1最終戦も浦和×G大阪。そして、天皇杯決勝もG大阪×浦和。一年で4度対戦することになった。おれとしては、あんな面子落としまくりのだらけた浦和よりは、フルメンバーでガチで獲りにきているガンバを応援したい。特に外国人なのに残っているマグノには頑張ってほしいね(まあ、浦和のポンテも残っているけど)。

0 件のコメント: