2007-03-22

ACL グループステージ 第2戦 シドニー×浦和

結果は2-2の引き分け。

見るつもりはなかったんだけど、たまたまテレビでやっていたからつい見てしまった。これで元旦の天皇杯決勝から数えると、今年に入って浦和の試合を5試合見たことになる。見すぎだ。っていうか、浦和の試合ばかりテレビでやりすぎだ。

試合は、なんと、開始1分にシドニーがいきなり先制点を挙げる。ディフェンスが整ってないうちに、隙間にパスを通されて、左ききのシドニーの選手に決められてしまった。浦和の選手は、彼が左ききだって知っていたのだろうか。さらに、そのすぐあとにシドニーにPKの判定。これは、ややシドニー側に甘い判定だったような気がするが、この時間はシドニーの方が攻勢をかけていたので仕方がないところもある。序盤で2-0。なんか見なきゃよかったなあ、と早くも後悔しはじめる。

しかし、ここで浦和の目が覚めたのか、プレスが積極的になり、DFラインが押し上げるようになり、パスの精度が上がってくる。さらに、ネネが負傷退場して、長谷部がボランチに入って、阿部が左DFになると、序盤狙われていた小野の背後のスペースがうまくフォローされて、試合は両者拮抗しはじめる。右の山田も引いていたので、4バックのような布陣なのかもしれない。

そんな中、カウンターからポンテのコーナーへの鋭いミドルシュートが決まり、そのまま2-1で前半終了となる。後半はシドニーのペースが落ちて浦和のペース。浦和は、DFラインを思い切って上げて、中盤のプレスがかかり、パスも回るようになる。良い意味で浦和らしくない。そして、後半早々相手GKのミスをうまくついて永井が得点し、2-2になる。試合としては、そのまま終わったのだが、浦和のいい攻撃が続いて、逆転できそうな試合でもあった。守勢のシドニーは、終盤は引き分け狙いになり、2-2の引き分けというのは、両者納得の痛み分けという結果だったようだ。

シドニーはフィジカルが強くテクニックもそれなりで良いチームだった。しかし、序盤の攻めは良かったのだが、浦和に対応されてからは攻め手に困っていた感じで、やはりチームとしては浦和の方が一枚上手な印象だった。というか、オジェックやるじゃんっていう感じだな。ようやく、ブッフバルト色を払拭しつつあるのかもしれない。今年見たレッズの試合の中では一番の出来だった。それだけに序盤の2失点が悔まれるが。

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