2007-03-01

菜の3月の限定つけめん 菜の花とリコッタチーズ仕立てのつけめん春味 イタリア風

今月は菜の花とイタリア料理の素材の組み合わせらしい。

スープは、チーズを溶かしこんである豚骨スープに、レモンバームやイタリアンパセリなどの香草とオリーブオイルが加えられている。それに菜の花のピュレとタプナードなるトッピングが付いている。タプナートの材料は、アンチョビ、ラディッシュ、オリーブオイルなどとは書いてあったのだが、どんなものか良く分からなかったので、ネット調べたら、黒オリーヴの実のペーストをメインにアンチョビなどを混ぜたもので、南仏ではメジャーな調味料なのだとか。

味は、トッピングを入れる前だと、香草の香り(レモンバームの香りかな?)が強く、爽やかな感じ。チーズの味は控え目。トッピングを入れると、ピュレの量が結構多いせいで、菜の花の香りが支配的になる。青臭さもあり、なんとも不思議な味に。しかし、全体的には、こくのようなものが足りないような気がする。店主と客の会話を盗み聞きしたところ(まあおれも客なのだが)、いつもは必ず使う魚系の出汁を、今回は初めて使わなかったらしい。なるほど、それでなんか物足りないのか。

しかし、最近、ちょっと味の薄いスープが続いているので、そろそろこってり系のものが欲しいところ。去年の秋にあった、スープの下半分がフォアグラのペーストみたいなインパクトが欲しい。まあ、あれはあれで、スープが冷めてくると、キツくなってくるのだが。

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