2007-03-16

五輪二次予選 U-22マレーシア×日本

結果は1-2で日本の勝ち。日本の得点は平山相太と李忠成。

点差を見ると香港戦に比べると、接戦で辛勝という感じだが、雨で水溜りができているような酷いピッチで、芝の状態も悪いアウェーということで、無事勝てたということは、まあ、悪くないんじゃないだろうか。

先発は、香港戦から2人チェンジで、カレンと李が抜けて、代わりに家長と増田が入った。これは香港戦で、後半この二人が入ってからチームの状態が良くなったので、妥当な交代だと思う。

試合は、このような状況に慣れているマレーシアが、スペースへのロングパスや、ミドルシュートを多用して、日本になかなかペースを掴ませない。日本は、ピッチに慣れないのと、温度と湿度の高さもあってか、足が止まっている感じで、攻め手が見つからない。特に増田あたりは、まずいミスが多かった。日本の競技場の芝が良すぎるというのも、善し悪しだね。

それと、個人的に気になったのは、家長。この試合では、シャドーというかフリーマン的に前線で自由に動いていたのだけど、元がサイドプレイヤーのせいか、サイドに張り付いて、消える時間も多いのがちょっと物足りなかった。本田や水野と細かいパス交換をしてリズムを作ろうというのは分かったんだけど、ピッチ状態が悪いのと、平山の1トップなので、中央が手薄になってしまうというのがあって、バランスが悪かった。まあ、これは昨日の増田が頼りなかったという問題もあるんだけど。

このチームというか、この世代は非常にタレントが揃っている世代なんだけど、その中でも突出しているのが平山と家長のはずなんだよね。平山は、なんだかんだ言って、メディアの矢面に立たされながら、良くやっていると思うんだけど(まあ、もうちょっと点は取ってほしいが)、家長はどうもポテンシャルを発揮できていない。ガンバの試合でもシュートまでは完璧なのに、肝心のシュートが枠外というのが多くて萎えた。

まあ、次のホームでのシリア戦で、このチームの真価が問われるね。シリアは一応このグループでは最大のライバルらしいが、次は芝の状態もいいだろうか

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