2007-03-31

春新番

【レポート】4月新年度より約50本のアニメがスタート、2007年春期アニメ新番組リスト (MYCOMジャーナル)

結局、秋冬では、コードギアスとまなび(と惰性のマイメロ、赤ずきん)くらいしか見てないのだが、春もあんまり面白そうなのないな。確実に見るのは、アイドルマスター XENOGLOSSIA。サンライズのロボ物だし、舞HiMEスタッフらしいので。精霊の守り人とDarker than BLACK -黒の契約者-あたりもしっかりとした作りになりそうだが、リアルタイムで追わなくてもいいかなという気はする。評判が良かったら、DVDで見る感じで。

らき☆すたは京アニらしいが、別に京アニ信者じゃないからなあ。なのはは、2クール怠いな。あと、ぼくらのはギャグマンガ日和にしか見えない。

2007-03-30

AIR IN SUMMER

AIR IN SUMMER
ポニーキャニオン

2005-10-05

DVD

AIR IN SUMMERは、AIRの特別編なのだが、ストーリーとしては、AIR8話に相当するということで、4巻の次にこれを観てみた。

話は何も起きない。2話とも神奈、柳也、裏葉の道中の小さい出来事が語られる。ギャグ多め。神奈がドジすぎて面白い。この巻で、ようやくAIRが萌えアニメだと認識することができた。

2007-03-29

五輪二次予選 U-22日本×シリア

結果は3-0で日本の勝ち。得点は家長昭博と平山相太×2。

いやあ、素晴らしいゲームだった。反町ジャパンのベストゲームじゃないだろうか。前の前の香港は悪かったが、前のマレーシア戦は悪くなかったので、この試合で反町ジャパンの真価を確かめようと思ったのだが、こんないいゲームをしたのでびっくりした。ボランチやDFが積極的にオーバーラップをしかけて、サイドチェンジやロングパスもよく通っていた。ホームなのを差し引いても、チーム状況が上向きなのが分かった。

攻撃は平山、李の2トップ+家長の組み合わせがうまくいっていた。やっぱり平山は2トップが合うのかなあ。前の試合で苦言を呈した家長はいい動きだった。やっぱり好きだわ、家長。ただ、先制点が右足だったのがなあ。Jリーグでも右足で決めていたような。お前の利き足は左じゃないのか? 平山2得点は、まあ順当だろう。ぼくは平山の能力を疑ったことはない。

この調子で行けば、オリンピック出場も夢ではないのだが、ジーコジャパンも良いときと悪いときの落差が激しかったからねー。けど、この試合はいい試合だった。

2007-03-28

東野圭吾/容疑者Xの献身

容疑者Xの献身
東野 圭吾

文藝春秋

2005-08-25

単行本

この作品は、第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞受賞、『本格ミステリ・ベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』でそれぞれ1位を獲得し、五冠と言われているらしい、たまには一般的に支持の高い小説も読んでみようかと思ったので読んでみた。

ここまで評価が高いと、読む方の基準としても厳しくなってしまうのだが、言うほど面白いのかというと微妙だよなあ。まず、トリックは素晴らしい。ぼくは全然分からなかったです。ただ、主人公の石神が靖子の身代わりに出頭する展開は誰でも読めると思うのだけど、そうなると、動機と結末に関心が移るのだが、そこが弱い。特に最後、靖子も出頭し、石神の思惑は失敗に終わり号泣するという終わり方なのだけど、このラストは、イマイチだと思う。まだ、倒叙らしく、石神の目論見が完全に成功するか、もしくは、靖子に完全に裏切られるかの方がいいだろう。愛のためなら人殺しも厭わないという石神の考えは、普通の人間には共感できないことで、異質な考えなのだから、それに対して、倫理的、常識的な結末というのは似合わないと思う。つまり、石神の目論見がうまく行けば、殺人という異常性が強調されるし、石神が裏切られれば、純愛の要素が際立つと思うんだよね。まあ、東野圭吾も素人に、ああだこうだ言われたくないと思うけど。

それと、純愛小説に本格の要素を入れるということについて。やっぱり、トリックなんてものを入れると、小説のリアリティが失なわれてしまうのだけど、その処理がうまくいってないと思う。やっぱり、普通に考えると、愛のためだからって、無理に無関係の人を殺すはずがないんだよね。少し前に読んだ、伊坂幸太郎にしても、米澤穂信しても、ここがうまかった。伊坂幸太郎は、意図的に物語を寓話的にするんだよね。善し悪しではあるんだけど、本格の要素を小説として消化するには良い方法だったとあらためて思った。米澤穂信は、青春小説に突然本格の要素を入れることによって、抑制過多の登場人物の性格を描写してもいるんだよね。本格の人工性が人物の情緒の欠落に繋っている。それに比べると、本作はトリックが浮き上がってしまっている。よく考えると、やっぱりおかしいよなあ、と思っちゃうんだよね。

小説全体としても、視点をころころ変えて、浅く描写していくというのは、ちょっと寂しいところがある。小説というより、テレビドラマ的だよね。まだ感想は書いてないのだけど、直前に「グレート・ギャツビー」を読んでいて、それに比べると、純愛小説としては数段落ちると言わざるをえない。まあ、比べるのが可哀想なのだけど。

まとめると、面白いっちゃ面白いけど、なんか物凄く面白い火曜サスペンス劇場を見た感じ。他の作品も読もうという感じじゃないな。

2007-03-27

AIR 4巻(7、8話)

AIR 4 通常版
ポニーキャニオン

2005-07-06

DVD

第7話「ゆめ 〜dream〜」。急ぎ足でよくわからなかった。色々な物語上の制約が語られるのだが、夢を見続けると死ぬとか、親しくなると死ぬとか、唐突な印象で、感情移入まではいかなかった。これは尺の問題じゃなくて、こういうのがギャルゲーの流儀なんだろうな。受け取る側が、こういうお約束に対して、もうちょっと柔軟じゃないといけないのかもしれない。つまり、もっとキャラクターとシチュエーションに注目すべきということだな。

第8話「なつ 〜summer〜」。場面は一転して、1000年前の平安時代。翼人の少女が衛者と女官と共に社殿を抜け出して母親に会いに行くという話。非常に急ぎ足だったけど、京アニクオリティの作画が見れて、そこは満足。話は、これだけではなんとも言えないな。この1000年前の物語が現代の観鈴ちんの病にどう繋がるのか、そこが楽しみだね。

2007-03-26

西尾維新/化物語(上/下)

化物語(上)
西尾 維新

講談社

2006-11-01

単行本(ソフトカバー)

化物語(下)
西尾 維新

講談社

2006-12-04

単行本(ソフトカバー)

西尾維新の作品は、この作品の他には、所謂「戯言シリーズ」しか読んだことがないのだが、戯言シリーズの感想は、一般的に言われているように、最初の2作「クビキリサイクル」と「クビシメロマンチスト」が素晴らしく、3作目以降は、なかなか楽しみ方が難しい、というか、いーちゃんの過去も語られないし、世界の終わりと言っても終わるわけがない、という状況で何も起こらないまま物語が終わるというのをどう解釈したらいいのか分からないという感じ。要するにエピローグなんだよね。重要なイベントは語られる前に既に終わっていて、その後をどう生きるか、という話。そして、その重要なイベントは小説内で語られることはない。ある意味、非常にシニカルな感じはするよね。本当に凄いこと、語られるべきことは、小説では描写できないという風に西尾維新は考えているのかもしれない。いや、小説だけじゃなくて、物語として表現できない、と考えているのかもしれない。語らないことで表現するしかないというのは、やっぱりシニカルだよね。

どうしてこんな話をしたかというと、エピローグ体質はこの小説も同じなんだよね。主人公の阿良々木くんは、高校2年生から3年生に移る春休みに、吸血鬼に襲われるという大変な体験をした。どうやら、そのときに阿良々木くんも吸血鬼になって忍野というおっさんに助けられたらしいのだが、そのエピソードは小説中では語られない。事件が終わり、阿良々木くんもほぼ普通の体質に戻ったところから小説は始まる。

これはどう捉えるべきなんだろう。戯言シリーズでは、上記のとおり、本当に重要なことは語ることができないという作者の態度が伺えたのだけど、この作品では、ストーリーの空洞化というか、悪く言うと2次創作的な作者のノリを感じる。重要なのは、ストーリーそのものではなく、表層的な掛け合いやキャラクターだということなんだろうね。

そういう作品は、西尾維新に限らず、たくさんあるわけだけど、西尾維新作品がそれらと違うのは、そういう要素を過剰にすることによって、アイロニーを出しているんだよね。ストーリーの空洞化と言っても、浅く語るのではなく、全く隠蔽してしまう。キャラクター重視と言っても、過剰に類型的にして、突き抜けてしまう。そしてあの少しまどろっこしい文体。そういうのが重なって、表層的にも楽しめるし、このエントリーのように、なぜ、西尾維新はあえてそうしているのか、と深読みすることもできる。そういうところが、西尾維新を凡百のライトノベル作家とは一線を画くしているところだと思う。

ただ、やっぱり、クビシメロマンチストで感じた凄みと比べると、この作品は、戯言シリーズ後半と同じく、パターンの中に安住しているなという印象もある。初期西尾作品にあったグロテスクさが、この作品では単なる萌え属性として消化されてしまっているんだよね。作者にとっては、そういう息抜きの作品なのかもしれないが。

まあ、とにかく、西尾維新は何か新しいことをやってくれそうな作家ではある。あまり期待しすぎることがないように期待して、ぼちぼち読んでいきたい。

あと、戦場ケ原さんはツンデレじゃなくて素直クールだと思う。

2007-03-25

親善試合 日本×ペルー

結果は2-0で日本の勝ち。

この試合は、オシムジャパンの今年最初の試合で、所謂海外組の高原と俊輔がオシム監督就任後初招集された。ペルーは、ピサロ、ゲレーロなどの主力が来日を取り止め、さらに、来日した人数が15人という少なさで、ちょっとなめられたかなあ、という感じ。まあ、日本はペルーには今まで勝ったことがないらしい(1分け2敗だとか)ので、仕方がないかもしれない。

前半は、ペルーは思ったより前に出てきて、高いキープ力と技術を見せていた。しかし、日本も前線から積極的に守備をしていて、ペルーにもチャンスを与えない。前半は両者潰し合いのような感じだった。ペルーは右サイドに問題があるようで、日本は何回かファウルをもらってたのだが、その内の一回、俊輔の素晴らしいFKから、これまた目が覚めるような巻の豪快なヘッドで日本が先制した。

しかし、気になるのが、ペルーはリードされても全然戦術を変える気配がないんだよね。後半に入って、右サイドは対応してきたものの、運動量が落ちてくる。そして、後半9分に、また先制点と似たようなところで、俊輔のFKから、今度は高原が絶妙なトラップから素早く反転してシュート、これが決まって2-0になる。こうなるとペルーはもはや諦めムード。それに対して、オシムは次々と攻撃的な選手を投入し、完全に日本がペースを握るようになる。

終盤になると、もう勝敗は決定したという感じで、日本は水野、家長、藤本の若手を投入。このまま日本が押し切り終了。内容では、日本の完勝と言ってもいいでしょう。何年後になるかは分からないけど、次はペルーも本気でやってきてくれるんじゃないでしょうか。

高原と俊輔は、連繋が取れていないところはあったけど、それぞれ個人技を発揮して点に絡めてたので、良かったと思う。巻は、結果が出て良かったね。千葉も調子が上向きだし、バッシングに負けずにがんばれ。途中出場の憲剛は、視野の広さとテンポの速い展開を見せていて良い出来だった。浦和組は、ちょっとオーストラリア遠征の疲れが見えたかな。終盤出た若手組はいいアピールができたと思う。全体の印象としては、ボチボチ。海外組も含めて、オシムサッカーを表現しようと一丸となっている印象で、アジアカップにも期待が持てた試合だった。

2007-03-24

ガン×ソード 9巻(17、18話)

ガン×ソード VOL.9
ビクターエンタテインメント

2006-06-21

DVD

う、うわあああああぁぁぁぁ!!!(すみません。コードギアス22話視聴直後なので動揺してます)

はあ、はあ、ふー。

さて、ガン×ソード9巻見ました。まず、17話「座標Xを追え」。ここでギャグ回というセンスに脱帽。倉田英之のギャグは波長が合わないと思っていたが、この回は笑った。反則気味だけど。18話「祈るはサウダーデ」。カギ爪の組織内のクーデターの話。ミハエルの葛藤とサウダーデ・オブ・サンデイのお披露目の回。Wikipediaによると、SEEDのキラとフリーダムの皮肉らしいが、谷口がそんな馬鹿なことするかね。

しかし、18話で「虐殺」という単語が連呼されていて、その度にギアスのイレブン虐殺シーンがフラッシュバックして萎えた。次回はどうせルルーシュかスザクがユーフェミア殺すんだろうなあ。やだなあ。そんなアニメ見たくないなあ。なんか、ギアスの話になっているけど。どうもガンソは見ていて怠いんだよね。引きが弱いんだよ、ギアスと比べると。まあ、ここまできたら最後まで見るけど。

2007-03-23

Dungeon Crawl 悪魔の血族 聖戦者 再び

ブログで攻略記事も書いているというのに、聖戦者でルーン一つ取れないのはまずいなあということで、再びチャレンジしてみた。今度は序盤で死にまくることもなく、順調に寺院まで来た。そして、耐減速の護符をゲット! これがあれば、バーサクしたあとにも減速せずにすむという聖戦者にとっては超便利アイテム。こうなると、もう怖いものなしという感じなのだが、今回は、なんとタルタロスの変異もゲット! これは最強クラスの衰弱の矢を打てる変異で、最も使える変異の一つ。

これはもうクリアペースでしょ。と興奮したのも束の間。なぜか毒の耐性が出ない。メインダンジョンを宝物庫まで探したけど出ない。獣の住処最下層まで潜ったけど出ない。オークの坑道は、なんと行き止まり。掘削のロッドを一本使ったけど、道は見つからない。諦めて、蛇穴に行くことにする。ここのナーガは耐毒があれば食料になるのだが、ないものはしょうがないので、食料をばくばく食いながら攻略する。

蛇行のルーンと記念撮影。

Dungeon Crawl 悪魔の血族 聖戦者 その2 蛇行のルーン、ゲット!

まあ、タルタロスの変異があれば、ここの攻略は簡単。で、次どうするかだけど、毒の耐性がないから、沼の攻略はできない。沼ドラゴンのブレスで混乱して水死してしまう。というわけで仕方がないので、宝物庫に。しかし、3階で赤色蜂に遭遇! うぎゃあああ! 麻痺攻撃される!! こいつは毒耐性のない場合、麻痺攻撃されるだ。しかし、このときの対応がよくなかった。逃げるために階段へ向かったのだが、追いつかれてしまった。駄目元でタルタロスを打ちこむべきだった。

で、あえなくゲームオーバー。

Dungeon Crawl 悪魔の血族 聖戦者 その2 赤色蜂に麻痺させられて死亡

まあ、毒耐性が出なくて、やる気なくなってたけどね。Crawlはダンジョンがそんなに大きくないので、こういうことがよくある。特に突然変異治療の薬が足りなくて詰みということが多い。上級者になればこういう状況も楽しめるようになるんだろうね。しかし、やっぱり、悪魔の血族は強すぎるね。聖戦者とか、キクバークッグァ関係なく強い。次やるときは、悪魔の血族は封印しよう。

2007-03-22

ACL グループステージ 第2戦 シドニー×浦和

結果は2-2の引き分け。

見るつもりはなかったんだけど、たまたまテレビでやっていたからつい見てしまった。これで元旦の天皇杯決勝から数えると、今年に入って浦和の試合を5試合見たことになる。見すぎだ。っていうか、浦和の試合ばかりテレビでやりすぎだ。

試合は、なんと、開始1分にシドニーがいきなり先制点を挙げる。ディフェンスが整ってないうちに、隙間にパスを通されて、左ききのシドニーの選手に決められてしまった。浦和の選手は、彼が左ききだって知っていたのだろうか。さらに、そのすぐあとにシドニーにPKの判定。これは、ややシドニー側に甘い判定だったような気がするが、この時間はシドニーの方が攻勢をかけていたので仕方がないところもある。序盤で2-0。なんか見なきゃよかったなあ、と早くも後悔しはじめる。

しかし、ここで浦和の目が覚めたのか、プレスが積極的になり、DFラインが押し上げるようになり、パスの精度が上がってくる。さらに、ネネが負傷退場して、長谷部がボランチに入って、阿部が左DFになると、序盤狙われていた小野の背後のスペースがうまくフォローされて、試合は両者拮抗しはじめる。右の山田も引いていたので、4バックのような布陣なのかもしれない。

そんな中、カウンターからポンテのコーナーへの鋭いミドルシュートが決まり、そのまま2-1で前半終了となる。後半はシドニーのペースが落ちて浦和のペース。浦和は、DFラインを思い切って上げて、中盤のプレスがかかり、パスも回るようになる。良い意味で浦和らしくない。そして、後半早々相手GKのミスをうまくついて永井が得点し、2-2になる。試合としては、そのまま終わったのだが、浦和のいい攻撃が続いて、逆転できそうな試合でもあった。守勢のシドニーは、終盤は引き分け狙いになり、2-2の引き分けというのは、両者納得の痛み分けという結果だったようだ。

シドニーはフィジカルが強くテクニックもそれなりで良いチームだった。しかし、序盤の攻めは良かったのだが、浦和に対応されてからは攻め手に困っていた感じで、やはりチームとしては浦和の方が一枚上手な印象だった。というか、オジェックやるじゃんっていう感じだな。ようやく、ブッフバルト色を払拭しつつあるのかもしれない。今年見たレッズの試合の中では一番の出来だった。それだけに序盤の2失点が悔まれるが。

2007-03-21

Yahoo! ファンタジーサッカー 第3節 結果

位置選手チームボーナスfp
合計23fp114fp
GK都築 龍太浦和1fp9fp
DF上本 大海大分0fp6fp
DF田中 マルクス闘莉王(C)浦和4fp15fp
DFネネ浦和1fp9fp
DF竹内 彬名古屋3fp11fp
MF山田 暢久浦和1fp11fp
MF大森 征之名古屋2fp8fp
MF村上 和弘川崎0fp12fp
MF栗澤 僚一F東京0fp0fp
MF本田 圭佑名古屋4fp12fp
FW永井 雄一郎浦和3fp6fp

ボーナスはまあまあ。平均がかなり高かった今節だが、それでも114fpはなかなか高いようで、順位も大幅に上がった。結果を見ると、浦和、名古屋固めが成功だったんだけど、やっぱり、勝負するときは勝負しないとね。予想が難しいときは分散して、これだ!と思ったときには固める、これはファンサカ戦術の基本の一つだからね。

2007-03-20

AIR 3巻(5、6話)

AIR 3 通常版
ポニーキャニオン

2005-06-01

DVD

( ;∀;)イイハナシダナー ただのアホの子だと思っていたみちるにこんな秘密があったとは! この3巻は佳乃編の2巻と違って話についていけた。駆け足ではあるんだけど。演出面でも今までよりも良かったと思う。サブキャラの話は、これで消化したっぽいので、あとはみすずちんの話だけでいいのかな? ちょっと視聴が楽しみになってきた。

2007-03-19

Yahoo! ファンタジーサッカー 第3節 暫定

位置選手チームfp
合計91fp
GK都築 龍太浦和8fp
DF上本 大海大分6fp
DF田中 マルクス闘莉王(C)浦和11fp
DFネネ浦和8fp
DF竹内 彬名古屋8fp
MF山田 暢久浦和10fp
MF大森 征之名古屋6fp
MF村上 和弘川崎12fp
MF栗澤 僚一F東京0fp
MF本田 圭佑名古屋8fp
FW永井 雄一郎浦和3fp

浦和と名古屋のDF大量投入が当たって良い結果になった。でも、締め切り直前に、ポンテ+黒須を山田+永井に変えたのは失敗だったかもしれない。ポンテはボーナス稼ぎそうだったし。しかし、甲府は怖かった。見ていて心臓に悪かった。浦和DFは過信できないな。今節は、人気の高い川崎が横浜FCを虐殺したのもあって、かなり平均が高いらしい。しかし、マリノスと横浜FCの横浜地雷を踏んだ人は……。いやあ、明日は我が身かと思うと怖い。

2007-03-18

Jリーグ 第3節 浦和×甲府 川崎F×横浜FC

浦和×甲府は2-0で浦和の勝ち、川崎F×横浜FCは6-0で川崎の勝ちだった。

浦和と甲府の試合は、前半甲府がパスを細かく回して優位に進めたものの、後半に入って甲府の運動量が落ちると、浦和のペースになりワシントンが得点を決めたあとは、危げない試合運びだった。

しかし、浦和の前半は酷かったね。降格候補の甲府にパス回されるし、ピンチもいくつかあったし、第1節の印象からそんなに改善してない。ガンバと川崎、名古屋が絶好調だから、このままだと置いてかれるぞ。

川崎Fと横浜FCの試合は、まあ、悲惨だった。第1節の対浦和のときも思ったけど、横浜FCは引いているけど、プレスが弱いんだよな。ベテランが多いからなんだろうか。しかし、ジュニーニョが前を向いてボールを持ったら、横浜FCじゃなくても、誰も止められないからね。ちょっと、川崎F対策が弱い気がした。ここからどう建て直すのか、高木監督の手腕に注目したい。

第3節全体を見渡すと、ガンバと名古屋強ええって感じだね。でも、名古屋はDFラインにトラブルが続いているので、勢いは長く続かないかもしれない。ガンバは隙が無さすぎる。3試合連続無失点はガンバらしくない。

反対にピンチなのが、マリノス。J2から昇格した横浜FC、神戸に二連敗。同じくJ2から上がってきた柏は清水にアウェーで勝っちゃうし、このままだと降格争いに巻き込まれるかも。今は、どのチームも相手に合わせて戦術を練って試合に臨んでいるので、タレントに胡坐をかいているだけのチームは簡単に足元をすくわれてしまう。監督の力が重要な要素になってきている。同じことは、FC東京にも言えるね。早野監督も原監督も攻撃サッカーを標榜しているけど、同じく「超攻撃」がスローガンの西野監督は、実のところ守備のバランスばかり考えているようだし、昨季J1最高得点の関塚監督は、キャンプから守備を重点的に強化してきている。守備ばかり考えればいいというものじゃないけど、混戦が予想される今シーズンを乗り切るためには、もうちょっと守備を何とかしないと駄目だね。

2007-03-17

Yahoo! ファンタジーサッカー 第3節 編成

位置選手チーム年俸
合計4億1180万
GK都築 龍太浦和3040万
DF上本 大海大分3670万
DF田中 マルクス闘莉王(C)浦和9180万
DFネネ浦和4320万
DF竹内 彬名古屋670万
MF山田 暢久浦和5610万
MF大森 征之名古屋3970万
MF村上 和弘川崎1680万
MF栗澤 僚一F東京990万
MF本田 圭佑名古屋6070万
FW永井 雄一郎浦和1980万

MFはよくわからないので、7バックにした。浦和から5人投入。前節みたいなことがまたおきたら憤死するかも。

2007-03-16

五輪二次予選 U-22マレーシア×日本

結果は1-2で日本の勝ち。日本の得点は平山相太と李忠成。

点差を見ると香港戦に比べると、接戦で辛勝という感じだが、雨で水溜りができているような酷いピッチで、芝の状態も悪いアウェーということで、無事勝てたということは、まあ、悪くないんじゃないだろうか。

先発は、香港戦から2人チェンジで、カレンと李が抜けて、代わりに家長と増田が入った。これは香港戦で、後半この二人が入ってからチームの状態が良くなったので、妥当な交代だと思う。

試合は、このような状況に慣れているマレーシアが、スペースへのロングパスや、ミドルシュートを多用して、日本になかなかペースを掴ませない。日本は、ピッチに慣れないのと、温度と湿度の高さもあってか、足が止まっている感じで、攻め手が見つからない。特に増田あたりは、まずいミスが多かった。日本の競技場の芝が良すぎるというのも、善し悪しだね。

それと、個人的に気になったのは、家長。この試合では、シャドーというかフリーマン的に前線で自由に動いていたのだけど、元がサイドプレイヤーのせいか、サイドに張り付いて、消える時間も多いのがちょっと物足りなかった。本田や水野と細かいパス交換をしてリズムを作ろうというのは分かったんだけど、ピッチ状態が悪いのと、平山の1トップなので、中央が手薄になってしまうというのがあって、バランスが悪かった。まあ、これは昨日の増田が頼りなかったという問題もあるんだけど。

このチームというか、この世代は非常にタレントが揃っている世代なんだけど、その中でも突出しているのが平山と家長のはずなんだよね。平山は、なんだかんだ言って、メディアの矢面に立たされながら、良くやっていると思うんだけど(まあ、もうちょっと点は取ってほしいが)、家長はどうもポテンシャルを発揮できていない。ガンバの試合でもシュートまでは完璧なのに、肝心のシュートが枠外というのが多くて萎えた。

まあ、次のホームでのシリア戦で、このチームの真価が問われるね。シリアは一応このグループでは最大のライバルらしいが、次は芝の状態もいいだろうか

2007-03-15

Yahoo! ファンタジーサッカー 第2節 結果

位置選手チームボーナスfp
合計18fp66fp
GK都築 龍太浦和0fp3fp
DF米山 篤志名古屋1fp5fp
DF上本 大海大分3fp6fp
DF那須 大亮横浜FM1fp5fp
DFネネ浦和4fp7fp
MF山瀬 功治横浜FM1fp5fp
MF中村 憲剛(C)川崎0fp3fp
MF本田 圭佑名古屋3fp14fp
MF安田 理大G大阪1fp3fp
MFマギヌン川崎2fp4fp
FW永井 雄一郎浦和2fp8fp

ひ、ひどい。みんなのキャプテン憲剛のボーナスがなんと0fp! 順位も下がったし。本田キャプテンの人とはかなり差がついたな。でも、本田はDFかどうか分からんから、キャプテンにしづらいんだよなー。ちなみに遠藤のボーナスは8fpだったらしい。前節キャプテンだっただけに、これもまたへこむ。もう次節は闘莉王キャプテンにしようかな。年俸も1億切ったし。

2007-03-14

カレイドスター Stage.7

カレイドスター Stage.7
ビデオメーカー

2004-04-16

DVD

やべえ、DISCASのことすっかり忘れていた。去年は、ものすごい数のアニメを見てたんだけど、今年に入って全然見なくなってしまった。去年末からおれの中でラノベブームが起きたのと、プログラミングを始めてしまったので、なんか、アニメの優先度が下がってしまったんだよね。まあ、いいや。

で、見たのがカレイドスターの7巻。評判が良いのでボチボチ見てるんだけど、確かに面白い。基本スポ根なんだけど、さわやかなギャグ多めで、気楽に見れるのが良い。まあツッコミどころは多いんだけどね。最近、一部U局で「カレイドスター スペシャルセレクション」なんてのがやっているらしいね。今回は、ユーリの策略でカレイドステージを追い出された、そら一行の話。しかし、遊園地で宣伝するのは、よくある珍ニュースの類いになるんじゃないだろうか。高層ビルに登ったアホな人みたいな感じで。でも、レイラがカッコよかったので、満足。しかし、レイラさんって、17歳なんだよなあ。信じられない。どう見ても25以上だろ。

2007-03-13

Dungeon Crawlの新バージョン & @の溜まり場のお題

Dungeon Crawl 悪魔の血族 聖戦者

1年ぶりくらいにCrawlの新バージョンが出てるね。多数のBug Fixとタイル版を中心に便利機能が追加されている。一番のポイントは、ボルト系の魔法でモンスターの耐性が2回計算がされていたというバグの修正。基本的にモンスターの完全でない耐性というケースが少ないので、猛火の矢や凍結の矢あたりの影響はそんなに大きくないらしい。しかし、完全耐性に無効化されない溶岩の矢、氷の矢、毒素の矢は2倍のダメージになるということで、今までマイナーだった魔法の有用性が上がった感じだ。

それで、久しぶりに@の溜まり場を覗いてみたら、ちょうどCrawlスレが終わったところで、恒例のお題が出されていた。

お題は種族・職業完全自由形(聖戦者を推奨)

キクバークッグァ信仰で

ということで、聖戦者をやってみたのだが、これが難しい。50機くらいやってみたのだが、1回もルーン取得まで辿り着けなかった。最初は、どう進めたらいいのか分からなくて苦労したのだが、次第に「狂戦士の怒り」に頼るしかないということが分かった。しかし、これがまた使うタイミングが難しい。確かに使っている最中は、まさに無敵という強さなのだが、非常に燃費が悪いし、バーサク終了後の気絶や減速がきつい。やっぱり今まで強キャラでぬくぬくとやっていたから細かい技術が足りないのかもしれない。

2007-03-12

Yahoo! ファンタジーサッカー 第2節 暫定

位置選手チームfp
合計48fp
GK都築 龍太浦和3fp
DF米山 篤志名古屋4fp
DF上本 大海大分3fp
DF那須 大亮横浜FM4fp
DFネネ浦和3fp
MF山瀬 功治横浜FM4fp
MF中村 憲剛(C)川崎3fp
MF本田 圭佑名古屋11fp
MF安田 理大G大阪2fp
MFマギヌン川崎2fp
FW永井 雄一郎浦和6fp

いやあ、散々だった。米山はイエロー貰って前半で交代だし、安田はレッドで退場。川崎Fは退場者を出したので、憲剛とマギヌンのボーナスも期待できない。極めつけは、浦和。最後の最後で追い付かれて、11fp吹き飛んだ。まあ、こんな節もあるよね。

2007-03-11

Jリーグ 第2節 千葉×清水 鹿島×G大阪

千葉×清水は1-3で清水の勝ち、鹿島×G大阪は0-1でガンバの勝ちだった。

千葉と清水の試合は、立ち上がりこそ千葉が優勢だったものの、フェルナンジーニョからチョジェジンのゴールで清水が先制すると、千葉の混乱の隙に清水が立て続けに2点を追加し、なんと前半の20分で0-3のスコアになってしまう。ここからはしばらく清水のペースで、守りを固めてフェルナンジーニョを中心にカウンターという形で試合を進める。千葉はカウンター時の鋭いフェルナンジーニョの動きに翻弄されている感じで、なかなか思い切りの良い攻めができない。

で、このまま、清水が順調に勝てば、さすが優勝候補ということになるのだが、後半千葉が選手を交代して、攻勢に出ると、なぜか清水の選手は焦りはじめ、イエローやPKを与えたり、途中出場の西澤が一発退場になってしまったりする。バタバタした様子にチームの若さを感じたね。

千葉は、このままだと、降格しても全くおかしくない。見ていると、こちらまで憂鬱になるチーム状況。立て直すためには、アマルを早々にあきらめるしかないかもな。

鹿島とガンバの試合は、荒れ気味。まず、ガンバの安田が軽率なファールでイエローを2枚もらって退場すると、その5分後には、今度は鹿島のファボンが一発レッド。播戸の喉に手をぶつけたようだが、一発レッドはちょっと重い感じ。10対10の状況になると主導権を握ったのは鹿島。前線のマルキーニョスとダニーロがうまくスペースを使って、素早い攻撃を繰り返した。一見、替えのきく安田と、守備の要のCBのファボンなら、ガンバの方が有利そうに見えるんだけど、そこはチームのサッカーのタイプの問題なのかもしれない。

しかし、後半、家長が交代で入ると、ガンバがペースを掴み始め、家長からマグノで先制点を取る。このマグノのシュートは素晴らしかった。ゴール前で落ち着いて、なおかつ、細かい数回のフェイントを入れてから、弾丸シュート。あれは日本人には真似できないね。点を取ったあとは、もう終始ガンバペース。遠藤を中心にボールをキープして、そのまま逃げ切った。

終盤のガンバの試合運びは、昨季優勝を逃したとは思えない王者の風格があった。やっぱり今年も優勝候補筆頭だろう。反対に鹿島は、再三良い形は作るものの、決めきれないところが課題。特にCKは10本も蹴りながら1点も決められないのは問題だ。印象に残ったのは、右サイドバックの内田篤人。さすが昨季高校生ルーキーで開幕スタメンだったことはあるね。対面の安田をチンチンにしていたし、ドリブル、クロスとも素晴らしかった。U-20には選ばれているが、U-22にも選ばれてほしいね。水野と内田のコンビが見たい。

2節全体を見ると、かなり荒れた節だったようだ。特に優勝候補の川崎は谷口が退場で、神戸に引き分け、浦和なんて終了直前まで0-2で勝っていたのに、'88、'89と連続で失点して引き分けに。こんなんじゃ、ACLどころか国内でも厳しいぞ。

2007-03-10

Yahoo! ファンタジーサッカー 第2節 編成

位置選手チーム年俸
合計4億2010万
GK都築 龍太浦和3040万
DF米山 篤志名古屋2400万
DF上本 大海大分3670万
DF那須 大亮横浜FM2990万
DFネネ浦和4320万
MF山瀬 功治横浜FM4370万
MF中村 憲剛(C)川崎9030万
MF本田 圭佑名古屋5520万
MF安田 理大G大阪840万
MFマギヌン川崎4030万
FW永井 雄一郎浦和1800万

一見、ランキング上位を集めているだけに見えるかもしれないが、まあ、そのとおりだ。このゲーム、どうも趣味の選手を起用すればするほどfpが下がる。前節も梶山を起用して痛い目にあった。別にマイナーな選手を使ったからといってfpが増えるわけでもないので、素直に人気選手を使う方が無難だ。

その中でポイントは、ACL帰りの川崎FのDF、GKを外して、都築と上本を入れたところかな。浦和は、山岸が発熱でダウンということで、都築が出るらしい。お買い得だ。大分の上本は、前節のボーナスが高かったのと、前節の磐田攻撃陣の不調を見て。

2007-03-09

シャイニング・フォース イクサ 総括 (その2)

前回は、イクサ発売前までの大きな流れを考察したが、今回は、もうちょっと視点を絞って、前作スネオとの関係を考えてみる。

シャイニング・フォース ネオは素晴らしいゲームだったが、商業的には失敗してしまった。それは、なぜか。と、ここで簡単に説明できるなら、セガの人も最初からヘマしないと思うが、スネオをプレーして感じた問題点を一言で言わせてもらえば、キャラクターを軽視しすぎている、ということになる。

まずは、なんと言っても、キャラクターデザイン。西山優里子氏を責めるわけではないし、マガジン絡みで何かビジネスの話があったのかもしれないが、キャラデザを専門としない、西山女史の起用というのは、やっぱり難しかったのではないだろうか。もちろん、西山女史のキャラクターを支持する人もいるのだが、ざっと見る限り、ちょっと古くさい感じが逆に好み、とか、日本一ソフトウェアやアイディアファクトリーみたいなオタ臭いのよりはマシ、という消極的な支持が目立つ。

今や、ゲームにしろ、アニメにしろ、ライトノベルにしろ、キャラクターデザインは、最も人気を左右する要素になっている。もちろん、売れるために、単純にオタクっぽい絵にすればいいというわけではない。ただ、今の供給過剰の飽和状態から一歩抜け出すためには、キャラデザの訴求力は重要なのだ。スネオは、実績のないチャレンジャーなんだから、キャラデザは、最も注意深く考えなければならない要素だったのは間違いない。

次に、ストーリー。色々、矛盾点や構造的な問題があるのは確かだが、重要なのはそこではない。まず、敵が実質ヴァンドルフ一人しかないというのが問題だ。主人公マックスと仲間たちは、世界各地を回るのだが、その先々にヴァンドルフが現われる。そして、主人公の邪魔をする。大げさに言えば、ひたすら、それだけのストーリーだ。なんと、勿体無い。RPGで、敵キャラは、最も人気の出る余地のあるところだ。主人公と違って、続編に気軽に出演させたりもすることができる、とてもおいしいポジションなのだ。それが一人……。やる気がないのか、と言いたくなる。

仲間も正直微妙だ。世界観はシャイニング・フォース・シリーズということで、亜人が多いのだが、ケンタウロスのおっさん、犬人の人妻、キザだけど弱い狼男、ひとりやもめのタイタン族とか、微妙な面々。かと言って、ネタにもならないんだよなあ。敵キャラと同じで、仲間もおいしいポジションなんだけど、もう、ちょっと盛り上がる要素が欲しいよね。

ついでだが、声優の起用もよくない。ヴァンドルフに保志総一朗、メリルに堀江由衣は、まあ良いとして、他の声優は、どれとは言わないが、微妙に外し気味だ。アニメとゲームでは、声優起用の考え方が違うのかもしれないが、ここでも、萌えか、ネタかという攻めの姿勢が足りない(だからと言って、何でも穴子を使えばいいというものでもないが)。

要するに、スネオというゲームは、キャラクターについては、文句を言われなければよいという守りの姿勢なんだよね。数千本しか売れなかったゲームの続編に、何を守るものがあるのかと言いたくはなる。

という具合に、スネオの問題点をあげつらってきたが、で、イクサである。スネオの売り上げ惨敗を受けて、開発されたイクサは、スネオ最大の弱点である、キャラクターの要素を、はっきり補強してきた。

まず、キャラデザは、ラノベ絵師のpako氏を起用。絵の話は、どうしても主観になってしまうが、西山女史に比べると、大分今風になっていると思う。シナリオには、「LUNAR」や「グランディア」を手掛けたという火野峻志氏。これは結果的に良かったのか悪かったのか、意見が分かれるところだと思うが、戦局が、人間+獣人 vs 魔族 vs 主人公たちという三つ巴の構図になっており、上に挙げたような敵の問題はクリアされている。そして、3Dムービーには、3D萌え界に革命を起こした(?)らぶデスのMA@YA氏を起用。これは凄いね。3Dはリアルだけではないっつーことだね。360もアイマスで元気のようだし、PS3も、この路線も展開した方がいいんじゃないかな。周りからは揶揄されるだろうけど。

声優の起用の仕方もよくなっている。主役に朴ロ美、ヒロインに桑島法子と無難、かつ、人気のあるところを押さえて、田村ゆかりと水樹奈々の「なのは」コンビをセットで起用。そして、敵の皇帝役にネタ要員の堀川りょうを起用。このセンスはいいね。ラインハルト的にかっこいい役かと思いきや、ベジータ的なネタ役。フリとオチが絶妙だ。まあ、キャスティングした人はネタ要員だとは思っていないのかもしれないが。

と、オタク話ばかりもなんなので、ゲーム性にも言及しておくと、スネオのゲーム性の批判で一番多いのが、戦闘がボタン連打で単調だという意見。個人的にも途中でボタン押すのが面倒臭くなって、連射パッドでプレーした。まあ、これは善し悪しで、武器の振るスピードと連撃数がステータスになっているので、アクションがある程度単調な方が武器の差が出やすいというのはある。この対策として、イクサではチャージ攻撃とスペシャル攻撃が追加されている。これらは武器によって変わるので、より武器の個性を出すことにも成功している。

あと、忘れてはいけないのが、着せ替えの要素。スネオでは、武器と盾しかグラフィックが変わらなかったが、イクサでは、鎧と兜でもグラフィックが変わるようになった。イクサの主人公が男女二人なのも着せ替え機能を活かすためだと思われる。

という感じで、イクサはスネオの弱点を補強し、より隙のない作品に仕上がるだろうと発売前は予想したのだが……。その3に続く。

2007-03-08

ブログのデザインを変更

普段使っているemacsとmltermが暗色系の背景に、白系の文字なので、ブログもそうしてきたのだが、どうも陰気くさい。書いている人間が陰気くさいからと言って、別にブログまで陰気くさくなくていいのだ。ということで、デザインを変更することにした。参考にしたのは、ここ。

クリボウの Blogger Tips: 新 Blogger テンプレート配布サイト

ここで紹介されている中から、指輪物語のテンプレートを選んでみた。これもあまり垢抜けているとは言いづらいが、まあ、いいだろう。どうせ、中身も垢抜けていない。それに、ロード・オブ・ザ・リングは各2回見ているし、大のAngbandファンである。

次に、デザインの微調整をするためにFireBugをインストールした。

Firebug - Web Development Evolved

これは、今見ているWebページのDomやCSSをいじれるというイカしたツールで、変更した内容は、動的に見ているページに反映される。自分のサイトのデザインにも使えるし、他人のサイトの解析にも使える。非常に便利なアドオンだ。

次に、browsershots.orgを使って、他のプラットフォームからの見栄えを確認。

Test your web design in different browsers - Browsershots

あれ、MacとLinuxは大丈夫だけど、Windowsで文字化けしてるな。ほんとに文字化けしているわけじゃないよな?

2007-03-07

Yahoo! ファンタジーサッカー 第1節 結果

位置選手チームボーナスfp
合計16fp81fp
GK松代 直樹G大阪0fp8fp
DF児玉 新清水1fp9fp
DF那須 大亮横浜FM0fp9fp
DFネネ浦和3fp10fp
MF遠藤 保仁(C)G大阪2fp16fp
MF成岡 翔磐田1fp-1fp
MF梶山 陽平F東京1fp2fp
MF安田 理大G大阪2fp10fp
MF藤本 淳吾清水4fp10fp
FWマルケス横浜FM2fp5fp
FW平山 相太F東京0fp3fp

ボーナスが全然伸びず、81fpという結果。特に期待していた遠藤のボーナスがイマイチだった。大宮の寄せが速かったからなあ。予想外だった。反対にネネや安田が地味にfpを稼いでいる。どうも今シーズンはDFを増やした方がfpが稼げそうだ。

小川一水/第六大陸1、第六大陸2

第六大陸〈1〉
小川 一水

早川書房

2003-06

文庫

第六大陸〈2〉
小川 一水

早川書房

2003-08

文庫

第35回星雲賞日本長編部門を受賞作らしい。神様のパズルが、SFとしてはハズレだったので、評判の良い第六大陸を読んでみた。

御鳥羽総合建設という建設会社に勤める青峰走也と、レジャー企業エデン・レジャーエンターテイメント社の創業者の孫娘の桃園寺妙の二人を中心に、月面に結婚式場を建設するという壮大なプロジェクトをめぐる群像劇だ。登場する企業や人物が日本のものに限られている点、さらに、民間の企業に限られている点は、ちょっとプロジェクトXっぽい。

宇宙開発にブルーカラーが挑む、というと、プラネテス(作者の幸村誠は、この小説の表紙と挿絵を描いている)とMOONLIGHT MILEを思い出すが、特に建設というところに話を絞ったあたりは、MOONLIGHT MILEからの影響が強いと思われる。反対に最近のMOONLIGHT MILEは、プロジェクトXっぽい展開になっているので、影響を与えあっているのかもしれない。

しかし、MOONLIGHT MILEでは、宇宙開発でもアメリカの力が強く、結局月基地は米軍が占拠してしまうというネガティブな展開であるのに対して、この作品では世界の将来について非常に楽観的である。政治家のネット投票で利権がなくなり、発電パネルの大規模な展開と緑化運動の促進で環境問題が大幅に改善するという感じで。と、ほんとかよ、言いたくなるくらいポジティブだ。バラ色の未来を見せることで、現在の問題点を炙り出すという手法なのかもしれない。

もう一つ面白いのが、この小説の舞台設定は、2025年から2037年なのだが、2025年の時点でも、月面に基地を作ることは、人類にとって、ちっとも不可能ではないということだ。NASAは火星への有人飛行を計画しているくらいで、技術的な壁はない。では、話の焦点は何かというと、なぜ、わざわざ月なんかに基地を作るのか、というモチベーションの問題と、そんなものを作って経済的に割りが合うのか、という現実的な問題だ。

1巻では、これらの問題の解決が計られることになる。ヒロイン桃園寺妙が月面結婚式場というアイディアを立案し、ロケット技師の泰信司が従来のロケットの10倍のペイロードを持つというトロフィーロケットを開発し、主人公の青峰走也は、月面作業機械マルチブルを開発する。このあたりは、細かい技術的な話が多くて、面白い。それにしてもこの作者、ノリノリである、って感じだ。

2巻では、一転して、プロジェクトに様々な問題が襲いかかる。月面開発にNASAが参入し、月に商業施設を建設することは国際法に抵触すると、アメリカに訴えられたり、スペースデブリのせいで、泰信司が死亡、マスコミからバッシングを受けたりと、散々な感じだ。一応、それぞれ解決したことになっているのだが、このあたりは、ちょっと詰めが甘いかもしれない。特に裁判で、NASAの長官が日本側の証人に立つというのは苦しすぎるだろう。

そして、最後の最後にあっと驚く展開が! ここまで徹底的にリアル路線で来たのに、こうくるかー! という感じ。しかし、個人的にはアリだと思ったね。ただのシミュレーション小説じゃなくて、SF小説なんだということなんでしょう。

全体的な感想としては、技術的なところは、非常に面白く読めたんだけど、ヒロイン関係の話は、あまり面白くなかった。SFとしての面白さと、群像劇としての面白さが不釣り合いな感じがする。人物関係の表面をなぞっているような印象を受けた。面白かったんだけど、この作者の他の作品を読もうという気はしないな。

2007-03-06

BloggerPost 0.1.4 XML-RPC対応、ファンサカ記法などを実装

bloggerpost-0.1.4.tar.bz2

手元のマシンでMovable TypeとWordPressをインストールできたので、早速、BloggerPostのテストをしようと思ったのだが、なんと、WordPressではAtomでの投稿ができないことが分かった。ガーン。Movable Typeもソースコードを見てみると、Atomより、XML-RPCの方ができることが多い。まあ、これは分かっていたことだが。

WordPressは、日本では人気の面でMovable Typeの後塵を排しているものの、本国アメリカではNo.1の人気らしい。せっかく複数のブログサービスに対応したというのに、これでは、なんだか居心地が悪い。というわけで、XML-RPC対応を追加してみた。

しかし、「してみた」と言うのは簡単だが、実際は結構大変な作業だった。XML-RPC版そのものの実装はそれほど苦労はしなかったのだが、全体的にコードがAtom前提の作りだったので、これを修正するのが大変だった。ログやコマンドラインオプションも全部変更しなきゃならなかった。

XML-RPC版を実装してみて思ったのは、やっぱりAtomの普及はなかなか大変そうだなということ。XML-RPC版のAPIも拡張を繰り返していて、なかなか酷いキメラ具合なのだが、それぞれの関数は単純なので、サーバによって動作がズレることが少ない。Movable Type用に作ったもので、WordPressもTypePadもそのまま動いた。しかし、Atomのマルチ対応は、そんなに簡単じゃなかった。Atomの0.3 と1.0で違うところが多いし、まだまだ、0.3の実装が多い。しかし、同じ0.3でも、レスポンスのボディにどんなものが返ってくるか、各社まちまちで、新しいサーバーをテストするたびに、微調整しなければならなかった。HTMLのように、実装が標準に追い付くのに時間がかかるのだとすれば、気の遠くなるような話だ。

というわけで、今回のXML-RPC対応で、以下のサーバーで動作が確認できた。

  • WordPress
  • Movable Type(mt_atomでAtom版も一応使える)
  • TypePad(typepad_atomでAtom版も一応使える)
  • ココログ(TypePadと同じなので、ついでに)

確認はしていないが、XML-RPC対応しているサーバーだったら大体動くんじゃないかな。

それと、ついでにカテゴリー対応もした。Movable Typeのコードを見れたので、比較的簡単に実装できた。Atomでは、dc:subject要素を使えば良い。XML-RPCでは、mt.setPostCategoriesを使う。Movable Typeでは、タグとカテゴリーの併用ができる。

もう一つの新機能は、完全に趣味なのだが(いや、このBloggerPost自体趣味だが)、Yahoo! ファンタジーサッカーの自チームを簡単にブログに貼り付けられる機能。

Yahoo! IDがchatoraaichanzだとして、

bpyahoofs:chatoraaichanz:fp

と書くと,

位置選手チーム年俸fp
合計3億8900万63fp
GK松代 直樹G大阪4200万8fp
DF児玉 新清水3100万8fp
DF那須 大亮横浜FM2600万9fp
DFネネ浦和4000万7fp
MF遠藤 保仁(C)G大阪1億1500万12fp
MF成岡 翔磐田1200万-2fp
MF梶山 陽平F東京3000万1fp
MF安田 理大G大阪600万8fp
MF藤本 淳吾清水4300万6fp
FWマルケス横浜FM2800万3fp
FW平山 相太F東京1600万3fp

このようにテーブルで表示される。チームプロフィールは公開にしなければならない(でも、みんな、研究室を使うために、公開にしてるよね?)。記法の末尾のfpを消せば、テーブルのfpの部分も消える。年俸とfpは直近の結果から読みこんでいる。だから、リアルタイムで使わないといけないので、その点は少し不便。

あと、地味な機能だけど、bphttp記法というのを作ってみた。リンクをコンテンツのタイトルで置き換えてくれる機能だ。例えば、

bphttp://yu-u.blogspot.com/

と書くと、

<a href="http://yu-u.blogspot.com/">life is uneasy (for pancake)</a>

というHTMLに置き換えてくれるという機能。はてな記法に似たようなのがあったのでパクってみた。

しかし、そろそろフィルタは、ちゃんとHTMLをパーズして実行しないと駄目だね。ちょっといじる度に、デグレが怖くてビクビクしている。実はトラックバック機能実装のときに、概要を作るためにREXMLでパーズしているんだよね。色々な書式を許しているので、トラブルのが怖くて、本格的にREXMLを使うことは避けていたんだけど、BloggerはXHTMLしか受けつけないので、大丈夫なはず。できれば、Hpricotなんてのも使ってみたいのだが、あんまりgems に頼るとインストールが面倒臭くなるので、REXMLで我慢することにする。

UIの実装は難航している。やっぱり、UIは、やることが多い。なかなか、今までみたいにサクサク実装というわけにはいかないね。

2007-03-05

bloggerpost.py?

training of ~: Google Codeはネタの宝庫?

vim-postblog - Google Code

「とてもシンプルなBlogger投稿用のPythonプログラム」らしい。名前がかぶって困るという前に、BloggerPostというネーミングセンスが変ではないということが確認できて、ほっと一安心だったりする。

Yahoo! ファンタジーサッカー 第1節 暫定

位置選手チーム年俸fp
合計3億8900万63fp
GK松代 直樹G大阪4200万8fp
DF児玉 新清水3100万8fp
DF那須 大亮横浜FM2600万9fp
DFネネ浦和4000万7fp
MF遠藤 保仁(C)G大阪1億1500万12fp
MF成岡 翔磐田1200万-2fp
MF梶山 陽平F東京3000万1fp
MF安田 理大G大阪600万8fp
MF藤本 淳吾清水4300万6fp
FWマルケス横浜FM2800万3fp
FW平山 相太F東京1600万3fp

うーん、微妙。平山と梶山は、U-22で試合勘があるかと思ったのだが、不発。特に梶山は前半で交代されたようだ。今季のFC東京は層が厚いから、交代されることも考えないといけなかった。この2選手は止めた方が良かったかもしれない。

そして、それ以上に悲惨だったのが、ジュビロの成岡。まさか、J2上がりの柏に、J1昨季5位の磐田が4-0で負けるとは。成岡自身も、フリーのシュートを打ち上げてしまうなど、不調だったようだ。

2007-03-04

Jリーグ開幕戦 浦和×横浜FC G大阪×大宮

まずは、浦和×横浜FCから。

正直言って、開幕戦で一番興味のなかった試合。浦和のチームカラーとコンディションの悪さと、横浜FCの戦術から、浦和がダラダラとボールを保持しつつも膠着して、それでいて、いつのまにか浦和が点を取って勝つという展開が容易に予想できたからだ。しかし、まあ、NHKがこの試合を選んだのだから仕方がない。

観戦後の感想としては、まあ、予想通りという感じ。横浜FCは、思ったより組織的に守備をしていて、よく頑張ったという印象だが、しかし、思ったより個人の力が弱かった。浦和の選手と1対1で正対したときには、全く歯が立たなかった。この選手層でJ2を優勝したのだから、高木監督の手腕は相当なものだと思われる。

唯一、この試合を見て良かったと思ったのが、久保の30mのスーパーゴール。こんなシュートは今まで見たことがない。特にゴール後の久保の表情は必見!

久保は、かなり調子が良さそうで、横浜FCの攻撃陣で一人気を吐いた感じ。この得点以外にも、惜しいシュートや力強いボールキープを見せていた。やっぱり、広島の先輩アジアの大砲高木、尊敬するカズ、横浜時代から仲の良い奥と、メンタル面でサポートする面子が揃っていて、久保がプレーしやすい環境にあるのだろう。横浜FCは、あれだけベタに引いても久保の個人技であっさり点を取れてしまうのだから、久保がシーズンを通して活躍できれば、J1残留は確実かもしれない。

次にG大阪と大宮の試合。こちらも膠着した試合だったが、大宮は横浜FCと違って、積極的にプレスをかけていて、なかなか見所のある試合だった。前半は、ガンバも結構驚いたのではないだろうか。しかし、後半に入り、大宮のペースが落ちてくると、西野監督は、今季加入したバレーとU-22代表の家長を投入。結局、この二人のコンビで、得点を上げて、なんとかガンバが勝利した。しかし、この二人がスーパーサブというは反則だろう。去年、選手層がガンバの弱点と言われていたので、今シーズンは死角が一つ減った感じだ。

大宮は、良いサッカーをしていたが、ちょっと引き過ぎたかもしれない。特に後半は、全く得点が入る気がしなかった。今回は、ガンバ相手のアウェーということで、そういう戦術だったのかもしれないが、ホームでちゃんと攻撃を組み立てられるかが、課題だろう。

注目のガンバの安田は、良いタイミングで攻め上がりはしたものの、守備では大宮の藤本にかなりやられた感じで課題が残った。しかし、ガンバのユースは次から次に、いい素材が出るね。ガンバの登録メンバーに、ユース出身者の占める割り合いはJリーグ1位らしい。その辺にもガンバの強さの秘訣があるのかもしれない。

開幕戦全体を見渡すと、順当勝ちが目立つが、それ以上にホームチームの強さが目立った。やっぱり開幕戦というのは、メンタル面が結果に強く影響するのかもしれない。その中で酷いのが、FC東京。原監督のサッカーは、攻撃サッカー標榜しているが、いつも守備に追われて酷いサッカーになるんだよなあ。FC東京は、大都市の東京をホームタウンに持つだけに、経済的にもJリーグを牽引することを期待されている。そういう意味でも原監督の責任は大きい。個人的にも期待の選手が多いチームなので頑張ってほしいのだが。

2007-03-03

Yahoo! ファンタジーサッカー 第1節 編成

今年は、心機一転新しいチームを立ち上げてみた。エントリーリーグ千葉からのスタート。

位置選手チーム年俸
GK松代 直樹G大阪4200万
DF児玉 新清水3100万
DF栗原 勇蔵横浜FM3500万
DFネネ浦和4000万
MF遠藤 保仁 (C)G大阪1億1500万
MF成岡 翔磐田1200万
MF梶山 陽平F東京3000万
MF安田 理大G大阪600万
MF藤本 淳吾清水4300万
FWマルケス横浜FM2800万
FW平山 相太F東京1600万

資金も苦しいし、開幕で予想がつかないということで、人気上位選手を並べてる感じ。個人的には、梶山に期待!

2007-03-02

シャイニング・フォース イクサ 総括 (その1)

大体やり終えたし、そろそろイクサの総括をしよう。

まずは、作っている会社、ネバーランドカンパニー(以下、ネバー)について。どんなゲームを作ってきたかは公式ホームページの開発作品)に詳しく載っている。代表作は、エストポリス伝記とカオスシード。両方とも2chの隠れた名作を挙げるスレなんかでは、よく名前が挙がるタイトルだ。最近でも、DSではルーンファクトリー、PSPでは煉獄と、活発に開発をしている。変わったところでは「風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」なんていうのも実はネバー製だったりするらしい。

最初はタイトーの下請けとしてスタートしたネバーだが、SFCで発売したゲームはどれも鳴かず飛ばずで、窮地に陥いる。まあ、出る時期が遅すぎた。エストはともかく、カオスシードとエナジーブレイカーの発売は1996年。カオスシードは、PSのバイオハザードとほぼ同時期の発売だ。そりゃ見向きもされないだろうと思う。

そんなネバーを拾ったのが、まだサターンで頑張っていた、セガ。しかし、SSで出した仙窟活龍大戦カオスシードも、続けてDCで出したロードス島戦記〜邪神降臨〜(スネオとイクサの先祖だ)も、売り上げ的には惨敗で(特にロードスは数千本しか売れなかったとか)、両方とも今ではプレミアソフトになっている。

普通なら、ここでネバーを切るところだと思うのだが、セガはもう一度チャンスを与えた。それも、なんと、ほとんど売れなかったロードスを元にしたゲームだ。良くも悪くも、さすがセガ、としか言いようがない。それが、イクサの前作シャイニング・フォース ネオ(以下、スネオ)ということになる。そして、この作品は、一連の新生シャイニングプロジェクトと言われる作品群の中核として期待されていた。今度は、宣伝もしっかり行い、キャラクターデザインに、Harlem Beat と"あの"ドラゴンボイスの西山優里子を起用、テーマソングに、フジテレビのあいのりでブレイクした川嶋あいを起用と、気合の入った展開をする。

しかし、時は既に2005年である。RPGは、天外3、グランディア3、コードエイジ、ローグギャラクシーと軒並み悲惨な売り上げを記録している。一部のタイトル以外、はっきり言えば、ドラクエとKH以外のRPGは、一般層は見向きもしなくなってしまった。上に挙げたソフトはクソゲーとして有名なものばかりだが、個人的には逆だと思う。先にRPGの一般層の市場というものが崩壊したのだ。その結果、それまでのRPGの延長線上に作られた上記のタイトルは、失敗し、結果的にアラ探しをされてしまったのだと思う。まあ、ちゃんとプレーしたわけじゃないんだけどね。

RPGの市場崩壊が先なのか、PS2を筆頭とする既存のゲーム離れの結果なのか、その要因などは、ここでは語らないが、スネオの発売の時期には既に、DSの成功と前後して、既存のゲームに対する批判的な空気が蔓延していた。その中で、まるでターゲットを考えてないマイナータイトルがどういう結果になるかは火を見るより明らかだろう。結局、スネオは、発売後半年経っても売り上げ10万本に到達することができなかった。

しかし、その代わりに売れたのが、同じシャイニングプロジェクトでありながら、スネオプッシュの陰で、不遇だったシャイニング・ティアーズである(スネオと発売時期が被らないように、発売を前倒しにされたという噂も真しやかに流れている)。キャラデザに人気イラストレーターのTonyを起用し、主題歌を人気声優の保志総一朗に歌わせるという大胆な作戦で、女性とオタクにターゲットを絞ったティアーズは、ソフトの売り上げこそ、10万台前半なものの、継続的にフィギュアなどのグッズが販売され、(続編のウィンドの販促とは言え)2007年4月からはU局でアニメの放映も予定されている。

という文脈でイクサは発売されたわけだ。長くなったので続きは次エントリーで。

2007-03-01

菜の3月の限定つけめん 菜の花とリコッタチーズ仕立てのつけめん春味 イタリア風

今月は菜の花とイタリア料理の素材の組み合わせらしい。

スープは、チーズを溶かしこんである豚骨スープに、レモンバームやイタリアンパセリなどの香草とオリーブオイルが加えられている。それに菜の花のピュレとタプナードなるトッピングが付いている。タプナートの材料は、アンチョビ、ラディッシュ、オリーブオイルなどとは書いてあったのだが、どんなものか良く分からなかったので、ネット調べたら、黒オリーヴの実のペーストをメインにアンチョビなどを混ぜたもので、南仏ではメジャーな調味料なのだとか。

味は、トッピングを入れる前だと、香草の香り(レモンバームの香りかな?)が強く、爽やかな感じ。チーズの味は控え目。トッピングを入れると、ピュレの量が結構多いせいで、菜の花の香りが支配的になる。青臭さもあり、なんとも不思議な味に。しかし、全体的には、こくのようなものが足りないような気がする。店主と客の会話を盗み聞きしたところ(まあおれも客なのだが)、いつもは必ず使う魚系の出汁を、今回は初めて使わなかったらしい。なるほど、それでなんか物足りないのか。

しかし、最近、ちょっと味の薄いスープが続いているので、そろそろこってり系のものが欲しいところ。去年の秋にあった、スープの下半分がフォアグラのペーストみたいなインパクトが欲しい。まあ、あれはあれで、スープが冷めてくると、キツくなってくるのだが。