2007年4月期のアニメも4〜5話が終了して、一段落ついたところで、久しぶりにリアルタイムで視聴しているアニメについて感想を書いておこう。まずは、話題作から。
天元突破グレンラガン
4話の作画崩壊問題や、mixi騒動で赤井孝美が取締役を退任するなど、最近悪い意味で話題になることが多い本作だが、AmazonのDVD予約ランキングで1位になるなど、人気に大きな影響はなかったらしい。
個人的には、実はそんなに好きな作品というわけではない。グレンの魅力を一言で言えば、昔の熱血ロボもののようなネタの入った熱さと、突然死んだ親父に遭遇するようなガチさの絶妙なバランスだと思うのだが、なかなかこういうのは、作品のクオリティを維持するのが難しい。ちょっとどちらかに振れただけで、途端につまらなくなってしまうからだ。もうちょっと作品基盤がしっかりしたものの方が好みかな。
らき☆すた
これもまた、監督交代とかよく分からないネタが飛びかっているのだが、詳細が分からないので、ここではスルー。
つまらなくはないが、言っちゃ悪いが、どうでもいい4コマにハルヒ風演出をかぶせただけという印象は拭えない。やはり京アニの本命は、秋からのハルヒ2期と、その後のCLANNADなのか? OPは良い。萌えアニメとしては、キャラデザは良いのだが、あのだらだら会話に気が削がれていく。OPを見るとまだまだ新キャラが登場しそうなので、その辺に期待。
アイドルマスター XENOGLOSSIA
アーケード、XBOX360の同名ゲームのアニメ化なのだが、内容がアイドルものではなく、ロボものになってしまったのと、声優を総取り替えしてしまったので、原作ファンから強烈に批判されている作品。また、元が舞HiMEシリーズだった企画をアイマスキャラに置き換えたという噂も流れており、舞HiMEシリーズのファンからも嫌われてしまっている。一番の濃いファンに愛想を尽かされてしまっている不幸な作品と言える。実際は、バンナムがアイマスアニメ化の企画を色んなところに持ち込んだが断わられ、サンライズだけがロボもので良ければやりましょう(サンライズはロボスタッフが多いので、毎シーズン一本は必ずロボものをやるのだ)と言って、このような作品になったらしい。
ぼくはゲームはやっていないので、舞HiMEシリーズの比較で言えば、シリーズ構成、脚本が吉野弘幸から花田十輝に替わったのが大きい。吉野氏は、面白い構成をするものの、女の子の描写は苦手で、親父っぽいエロに走ってしまうという弱点があったのだが、花田氏はちょうど反対で、エロに頼らず女の子を描写できるものの、展開がグダグダになるという特徴があり、そのあたりがXENOGLOSSIAにも反映されている。
設定のツッコミどころの多さ(設定をちゃんと劇中で説明できていない?)に一抹の不安を感じるが、舞HiMEシリーズは舞乙HiMEで早くも行き詰まりを見せていたので、キャラ総とっかえは歓迎。まあ、これからに期待。
ハヤテのごとく!
原作は週間サンデーで連載しているギャグ漫画。放送前から2chでは結構評判になっていた。馬鹿馬鹿しいパロディも多いが、女の子がたくさん出てきて、どれもかわいく描かれている。今期一番の萌えアニメかな。あるアンケートでは海外で今期一番の人気だとか。確かに、分かりやすいパロディにテンポのいいギャクがちりばめられていて、外人受けしそうではある。ぼくも今期の中では瀬戸の花嫁と並んで一押し。あと、やはり主役ナギの声の釘宮の破壊力は抜群だ。今の声優で、一人で作品をひっぱることができるのは釘宮だけだろう。ハヤテは原作の人気も高いし、今後の展開では、今期一番人気も狙えるポジション。
魔法少女リリカルなのはStrikerS
観てない……。決してなのは19歳に抗議しているわけじゃありません。
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