2007-01-02

シャイニング・フォース ネオ 覇王の墓クリア

ネバーランドカンパニー製のARPGの『シャイニング・フォース ネオ』を隠しダンジョンの『覇王の墓』までクリアした。これで一応このゲームでやれることは一通り終えたことになる。

エンディングまで30時間だったのに、覇王の墓だけで10時間かかった。長い!

しかし、このゲームは面白いね。操作系はオーソドックスなARPGなんだけど、こちらも敵も強さがどんどんインフレしていって、最終的には、こちら側の与えるダメージが100万〜1000万くらいまでになる(条件が合えば1億までいくらしい)。ARPGなので、群がる敵に100万ダメージをバリバリと与えていくのは、なかなか爽快感がある。しかし、敵の攻撃も激しく、不用意に敵陣に突っ込めば瞬殺(ほんとに1秒もかからない)されてしまうという危険もある。

操作は基本的に攻撃ボタンを押していくだけで、あまりアクション性はないのだが、育成システムが独特で『フォースアート』という仕組みで豊富なステータスを好きなように成長させることができる。アイテムもなかなかマニアックで、例えば武器には以下のような数値がある。
攻撃力元の攻撃力
攻撃範囲武器の届く範囲
攻撃速度武器を振る速度
攻撃力補正武器の成長率のようなもの
連続攻撃回数連続して攻撃できる回数
連撃係数連続して攻撃していくことで、係数分攻撃力が増加していく
急所攻撃確率クリティカルが起こる確率
急所攻撃係数クリティカル時のダメージに係数分攻撃力が増加する
吹き飛ばし攻撃確率攻撃したときに敵を吹き飛ばせる確率
これに加えて、
特殊効果浮かし攻撃、吹き飛ばし攻撃など
属性攻撃炎や氷などの属性で攻撃する
スキル敵を転ばせたり、一定時間武器を倍速で振れるようになったりする
魔法装備することによって使えるようになる魔法
特効ゴーレムに強いとか、武器を持っている敵に強いとか
みたいな特性もあり、防御系のステータスに影響のある武器もある。

さらに『スペシャルパワー』(以下SP)というランダムで付加される特性もあり、このSPの良し悪しで最終的な武器の強さが決まるので、良いSPの付いた武器を探す、というローグライク的な楽しみもある。さらに自分で付けかえのできるSPのような『奥義』なんていうのもある。例えばリザードがたくさん出るダンジョンではリザードを瞬殺できる奥義に付けかえたりできる。

と、難しく書いたけど、ちゃんと育てれば、そんなことは全然気にせずに適当な武器を使ってクリアすることも可能。マニアックにプレーしようと思えばそれに耐えられるようにもできている。その度量の大きさがいいね。

ゲーム自体も非常に親切にできていて、ダンジョン攻略中は、ほぼいつでも『リターン』の魔法を使って瞬時に街に戻ることができる。街にあるワープゲートを使えば、また最前線に復帰することもできる。Angbandで言うところの『帰還の巻物』と同じの役割だ(余計分かりづらいか) 。つまり、リターンの魔法を使えば、いつでも街と最前線を往復できる。これは便利。ゲームをやめたいときにいつでも戻ってセーブできるし、無理だと思ったら街に戻って体勢を立てなおすことも可能だ。

また、一度行ったダンジョンは必ず戻ることが可能で、変な(例えばFFのような)行動制限はない。宝箱の取り逃しも発生しないし、イベントを見逃して後で手に入らない要素なんてのもない。こういうのはほんとにいいね。FF8なんて、ファーストプレーでGF取り逃しまくって激しく萎えたからね。2周目でも攻略本とにらめっこしなきゃいけなかったし。そんなプレーは楽しくない。

難点を言えば、ストーリーが酷い。FF12なんてもんじゃなく酷い。でも、スタートボタン押しっぱなしでスキップできるので無問題だ!

ちなみに、世界観はともかく、ゲーム的にはMDのSRPGのシャイニング・フォースとは全然関連ありません。DCで出た『ロードス島戦記〜邪神降臨〜』の続編になるらしい。このゲームは知る人ぞ知るマニアゲーらしくプレミアがついて取引されているのだとか。

そして、なんと、もうすぐこのゲームの続編が出るらしい。『シャイニング・フォース イクサ』。キャラデザにラノベ絵師のpako氏、シナリオに初代グランディアなどを手掛けた火野峻志氏を起用して、シナリオ的にはスネオとは全然変わっているらしい。まあ、スネオのシナリオの出来を見れば賢明な判断だろう。

どうしよう。買おうかな。けど、まだ連ザIIPLUS終わってないしな。なんか、最近ゲームばっかりやっている気がするな。少しは社会復帰を目指さないとなあ。

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