2007-01-02

Dungeon Crawl 水棲の民の氷の精霊使いヴェフメット信仰(その6)

前エントリーの続き。

前回、無事絶縁能力のある装備品を入手し、『ゾットの領域』攻略可能になった@くんは、意気揚々とゾットの領域の1〜4階を探索し、レベルもほぼMAXまで成長した。しかし『刃の手』と『防御のロッド』の組み合わせに一抹の不安を感じた@くんは、刃の手に代わる可能性のある武器『早業のグレイブ』を入手するために、『刃の間』に行くも、全然早業のグレイブなんて出やしない。すっかり気を落としたのだった。ここまでが前回。

さて、ゾットの領域の探索で、かなりレベルもスキルも上昇した。これなら『宝物庫』最下層の攻略も楽にできるだろうということで、ゾットの領域最下層攻略の前に宝物庫に行くことにした。前に苦戦したヤクトールの大群も、ストームドラゴンも(単体なら)もはや敵ではない。あっさり宝物庫最下層に通じる階段に辿りつく。

うわー、緊張する。宝物庫最下層への階段を降りる瞬間というのは、Crawlの中でも最も緊張する瞬間と言えるだろう。いや名場面とも言える。階段を降りると、24体の『宝物庫の番人』が階段の回りにフォーメーションを組んで待機しているのだ。その光景は壮観だ。しかし恐れることはない。今まで宝物庫最下層はずっと後回しにしてきたので、ここを攻略するには十分にキャラは成長しているはずなのだ。宝物庫の番人ごときは敵ではないはずなのだが、そこはやっぱりビビりなので、今回も『おぞましきものの召喚』を使う。通称「階段プレイ」「召換獣バリア」と言われる戦術で宝物庫の番人に対処する。これは階段を昇るときに隣接するモンスターが付いてくるのを利用した戦術で、召換獣を使い、丁度1匹だけを上階に誘き寄せるようにして各個撃破する戦術だ。

というわけで、階段プレイ&召換獣バリアで宝物庫の番人を次々倒していく。やっぱり、めちゃくちゃ弱い。宝物庫の番人と階段付近までふらふら出てきた敵を全て撃破したあとは、宝物庫最下層は固定マップなので、順番に部屋を攻略することになる。それで、左上の一番簡単な部屋を攻略したあと、他の部屋に行く前に、ふと、部屋と部屋の間の廊下みたいな部分をうろついてみることにした。こういうところを攻略しておくと、最悪緊急回避にテレポートを使わざるをえない場面でも少しは気休めになる。まあ、テレポートした時点で半分は死を覚悟しなければならないが。

そこで、店を発見。固定マップでも店とかあるんだ。そう言えば前にも見たことがあるな。と思って入ってみると、なんと『呪術の魔法書』が売ってるじゃないか! こいつには『選択的記憶消去』が入っている。おそい。おそすぎるよ。もうすぐクリアしちゃうし。と思いつつも購入し、一旦キャンプまで戻る。

そこでとりあえず魔法を整理。『氷の獣の召換』『氷の躯』は御役御免だ。『氷結』『飛来物の防御』あたりも、それぞれ、上位の方法があるので削除。代わりに入れたのが、『浮遊』『罠の探知』『イスケンデルンの爆破の秘術』やいくつかの転位術。浮遊はアビス回避。罠の探知は、もうあんまりいらないんだけど、一応。イス(ryは、無属性の魔法なので、追い討ちなんかに便利。『俊足』や『再生』など他にも覚えたい魔法はあったのだが、如何せん魔法書のツモが悪い。やっぱり終盤になると、シフを信仰しておけばよかったと後悔する。

で、忘れてはならないのが、前回、断念した早業のグレイブである。これは『影の怪物』の魔法を使えば楽に入手できるが、こんな無駄な魔法は覚えたくないという理由で止めたという経緯がある。早速影の怪物を覚えて刃の間へ。ファンブルのときのために一応おぞ(ryであらかじめ何体か壁を召喚しておき、おもむろに影の怪物を唱える。味方の武器が召喚される。そのまま待機する。魔法の効果が消えて武器が残る。おお、すごい。自然生成の為に無駄にしたターンを考えれば、効率はかなり上昇するだろう。何度か続けて召喚すると、中にグレイブも発見。装備するとなんと一発目で早業だった。エー、その引きの良さは無駄だろう。折角、影の怪物を覚えたのに。

キャンプに戻って影の怪物を忘れる。早業のグレイブは『鑑定の巻物』で修正を確認したあと、たっぷりと巻物を使って(+9,+9)までエンチャントしてやる。これでみんな大好き早業のグレイブ完成である。

早速、試し切りしてみる。うーん。微妙。攻撃力だけ見れば、明らかに刃の手の方が強い。しかし、まあ、弱くはない。当たり前だ。最強の武器の一つと言われているのだ。やっぱり長柄武器のスキルが低すぎるのか? LV12しかない。しかし、水棲の民の脅威のスキル特性があれば、あっと言う間に成長してくれるだろう、ということで、ちょっと様子を見てみることにする。

できたての早業のグレイブを手に宝物庫最下層に戻る。意外と苦戦。やっぱり早業のグレイブを無理に使っているせいだ。苦しいところでは、おぞ(ryにも頼る。なんとか全部部屋制圧。『銀のルーン』を手に入れた。もう要らないけど。他には目立った報酬はない。一応、★が二つ見つかった。
★四方位の風の護符
この護符は装着者を精神の混乱から保護する。
これはあなたを負のエネルギーからある程度保護する。
これはあなたを魔法から保護する。

★頑丈の指輪
この指輪は装着者を負傷から保護するか、あるいは負傷を受けやすくする。
効果がどちらであるかは指輪の数値に依存している。
これはあなたのACに影響する。(+8)
どちらも使えないが、一応記念に持っておく。

さて、いよいよクライマックスだ。残すところは、ゾットの領域最下層だけになった。そのために軽く準備をする。普段は取っておいているスピードの薬やロイヤルゼリーを持っていく。耐性のローブにも『防具強化の巻物』を使っておく。しかし、手持ちの巻物を全部費しても(+6)まで上がらなくて少し寂しい。

この時点のダンプ。次こそ最後、のはず。

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